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5分で心を抉る(えぐる)エッセイ、はじまる。

吾輩は猫を被るニンゲンである。名前はぽん乃助という。

かつて処世術っぽいことをブログで発信していたが、ふとした瞬間、エッセイを書きたくなった。

テーマは、5分で心を抉る(えぐる)エッセイ。以前、発信していた処世術とは、一見逆行するような自虐的テーマに見えるだろう。でも、これは前向きな社会的実験だ。

群雄割拠で厳しいこの世の中では、自己肯定感が大事だとされる。これは、他人に厳しく自分に甘いニンゲンが蔓延っている中で、自分の居場所を確立するための処世術なのだろう。

でも、現実はどうだろうか。自己肯定感を追い求めても、他者から理不尽に否定されると、簡単に心が崩壊してしまう。

昨今、巷で流行っている自己分析では、最終的に、自己肯定に終着させるように仕向けられていることが多いように思える。でも、面接の場など、誰かに自分を知ってもらう場では、自己肯定という回復魔法では追いつかないほど、否定の攻撃魔法を喰らうことが現実だ。

そもそも、周囲で強く生きる人を見ていると、自己肯定感という言葉自体を使わないではないか。

一方で、SNSやブログ、YouTubeなどのネットコンテンツでは、この自己肯定の流れとは真逆で、他者を否定して気分がよくなるコンテンツも増えているように思える。ただ、そこにあるのは刹那的な快楽で、自分の生活には何も実りが生まれない。

そこで、思ったのだ。実は、自分の実経験を掘り下げて、心を抉っていく作業にこそ、生きる強さにつながるのではないか、と。

昨今、売れているエンタメ作品(小説・漫画・映画など)を見ていると、視聴者の心を激しく抉ってくるものが増えたように思う。実は皆、安易な自己肯定や他者否定ではなく、自分の心を抉った先の生きる強さを求めているようにも思う。

これから私は実験体となり、私の実経験を掘り下げ、私自身の心を抉り、5分で読めるエッセイを投稿していく。

厳しく、楽しく、闇と向き合うことを皆さんに誓うことにする。でも、疲れたら、たまには逃げることにする。

決して自虐ではない。コミカルで、前向きに生きる希望を得られる新感覚コンテンツ。

5分で心を抉るエッセイ、はじまる。

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