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⏳ハンドメイド作品の売上を上げるために必要な2つのルール
今回は作品の売上が低迷している作家さん向けに、普段私達が意識していることをまとめました。
【約束その1】競うな❌
他の作家さんのクオリティを見て落胆したり、自分より売れていて不満に思っているなら、まず自身の作品の価値は何か考えてみて下さい。
例えばオシャレな色使いであったり、可愛いい見た目、あとは高級感などいろいろ思い浮かぶかもしれませんが、それは全部価値ではありません。
では価値とはなにか?それは自分しかやってないことです。
人それぞれの価値観が違うように、作品の印象やコスパなどは見る人によって違います。それを自身の作品の価値としてしまったらそれこそ誰もがオンリーワンのナンバーワン。
自分しかやっていないことがいくつ挙げられるか?それがあなたの作品の価値です。
🗒具体例
妻の作品作りで言えば、毎回手紙を書く、リピーターさんにはおまけを入れる、メッセージはできるだけ早く返す、ギャラリーの配置をこまめに入れ替える、トレンドを取り入れる、特集に応募する(タグを付ける)、発送は基本翌日に行う、全ての作品をラッピングして発送する、綺麗な箱で送る、梱包は丁寧にする、他の人の作品を見る、このへんにしときます。
何が言いたいかは分かってもらえたと思いますが、あえて言葉にするなら、価値とはつまりどれだけ手抜きをしていないかです。可愛いもの、オシャレなものを作ろうと意識しているのは全員です。
だからあの作品に比べて私のは見劣りする…とか考える前に目の前のことを精一杯全力でやるただそれだけ。
なぜなら殆どの方(売れっ子であろうとなかろうと)は、少なからず手抜きはあります。ならそれを手抜きしないだけで自然と価値は上がります。
知り合いの着物衿(えり)作家さんで、毎日SNS投稿、ストーリーズ更新、イベント出店、その上で他の作家さんとの交流も積極的に取っている人がいます。その方は30代だけど、お母さんと一緒におばあちゃんの介護をしながら、教室に通いスキルアップを目指しています。
さてここで質問です。もしある人が作品を購入するなら妻の作品(もしくは着物衿作家さん)と、あなたの作品どちらを購入しますか?
🗒本質は別にある
もちろん先程の質問はずるいです。ただ言いたいことは、それでもあなたの作品を購入することがあるってこと。
以外な答えで驚いたかもしれませんが、これが現実です。つまり価値なんて地味どころか、全く見えないものです。
ただしこの価値がめちゃくちゃ輝くときがあります。それが購入後です。
というかむしろ、どれだけ写真や説明欄で自身の作品をアピールしても、届いた先で実際に見た時の感想があなたの作品の評価です。
数点購入されてラッキーと思っていたらそこから次の注文が入ってこないことはよくありますが、それは全てお客様の期待値を超えていないから。
クオリティで期待値を超えることは難易度が高いけど、さっき例をあげたことならやれば必ず達成できることです。
要するに作品の価値を上げるためには、購入される時には見えないけど、購入された時に刺さることを徹底的にやる。
これが今の時点の私達の答えであり、作品に価値を持たせる必要条件です。
【約束その2】 こだわれ💪
約束その1では、シンプルに価値を高めることの重要性をお伝えしました。次はそう付加価値のもたせ方。
これは約束その1よりも単純で、自分の作品のいらない部分を徹底的に排除するだけでいいです。
具体例をあげるなら、妻はSNSをやっていません。
※実は最近始めました。それについては後述
SNSに時間をかけるなら、価値を持たせることに全力を費やそうと考えた訳です。
他にも一日に5点必ず作るためにクオリティよりコスパを優先するとか、白色以外を使わないとか、ギャラリーは10万円の作品のみにするとか。
何かを取り入れて付加価値をつけるより、やらないことを決めたほうが輪郭がはっきりします。すると自然に可視化されるのでお客様に届きやすくなるという当たり前の話です。
💀クリエイトのジレンマ
ただここで壁にぶつかります。尖れば尖るほどターゲットは狭くなって売上は低迷してしまうからです。
一点100万円する作品ならいいですが、数千円のアクセサリーならやはり万人受けする方がいい。その結論は間違っていません。
…でも冷静になってみて下さい。
そうやって考えている人もう500万人位いるよね。
すでにあらゆるハンドメイドマーケットには古参(歴が長い人)がいるので、万人受けする作品なんてのはそれこそ無限にあります。いわゆるレッドオーシャン状態。
その中から自分の作品を選んでもらえる確率なんて…言わずもがなです。
ならこだわってこだわって一部の人に刺さる(いわゆるブルーオーシャン)ものじゃないと、そもそも勝てないです。
これが知り合いには買ってもらえたのにネットでは全然売れないというロジックの正体で、要するに井の中のカエルちゃんだよってこと。
本当に作家として続けるつもりなら万人受けは捨てて、なんなら検索してもらいやすいも捨てて、写真が綺麗すらも捨ててしまうほうがいいというフェーズ(段階)に入っている。
そう感じてしまうほど今のハンドメイド業界は厳しい状況であることは受け止めましょう。
ただきちんと付加価値を見出すことができれば、売上げアップの十分条件になりえるので、そこは安心して下さい。
【まとめ】
上の2つを守れば必要十分条件となり、きちんと成果に反映されます。
もし反映されないなら、その時はぜひコメントを下さい。
可能性としては場所が違うのかもしれません…。
それはまた別の記事で解説します。
💣最後に爆弾を投下します
もしミンネの作家向け動画や、you tubeでの発信を見て参考にしている方がいるならハッキリ言います。
無駄です。だってそれを見て実践している人は100万人ぐらいいて、かつそんなこと上位の作家さんは全員やってるんで。
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最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)