チャオ屋でのほんの少しのちっぽけな抵抗
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自分が撮影した写真と共に気づいたこと、
感じたことをツラツラ書いてます。
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ベトナムで好きになった料理がある。そう、お粥(Cháoチャオ)。
(チャオって名前もかわいいよね)
もちろんフォーとか他のベトナム料理もほとんど好きだけど、日本にもあるしあまり好きって感覚のなかったお粥。
正直どちらかというと病気した時のイメージ。(病気した時も全然食べないけど)
お粥=味なしのイメージだったけど、ベトナムのお粥は味があるんです。
食に詳しくなくて全くもって味の説明ができないんだけど、なんていうか鶏ガラ?出汁?(ではないか)かなんか下味がついてて、それにプラスで豚?牛?の内臓系が入ったものや、お麩みたいなのを入れたり、薬草が入ってたりするやつがある。
初めてチャオを食べたのは、ハノイの教会の近くにある路上のお店。
ベトナム人の友人に連れて行ってもらい、きっとお粥だと知ってたら他の店行こうと言ってただろうけど、なんのお店かも分からずベトナム路上のプライス(プラスチックイス)に座った。
チャオが出てきた瞬間、『うわーお粥か、ベトナムにもあるんだ、あまり好きじゃないけど、、』と思ったけど、食べてみると日本のお粥とは全然違った。
味ももちろんだけど、胡椒をかけて食べるのがこれまた斬新で、今となってはチャオには絶対のペッパーラバーになっている。
(↓揚げパン的なやつとスルメイカみたいなのが豚の乾燥すり身)
さてさて、今回はチャオの話か?と自分も今殴り書きしてて思うのだが、今回はチャオのお店で起こった出来事。(=チャオは直接関係ない、、、)
それではどうぞ↓↓
ダナンで新たなチャオ発見
ダナン旅行が4日ほど経つと、旅行がどんどん日常になり、どんどん活動範囲が広がる。
ってことで見つけたチャオ屋。
ここのチャオはダナンだからか海沿いだからか分からないけど、チャオの具が海鮮メイン。あさり、牡蠣、豚肉リブがあり、価格は180〜300円ほど(具材やサイズにいよって変動)。
その日の朝も、最近ハマってる牡蠣が入ったベトナムお粥のお店に向かった。テーブルは外に2つ室内に2つほどの小さなお店で、客は自分、スタッフは2人のいつものパターン。
いつも通り、お粥をゆっくり食べながら(猫舌)YouTubeでも見ようとAirpodsをつけて静かに動画を見始める。
お粥美味しいな、良い土曜日の朝してるななんて思いながら、ふと気づくと周りが騒がしい。電話の着信かなと思いつつ、動画は進む。
何分か経過し、まだ騒がしく、ましてや音が2方向から聞こえ始めて気づく。
『あーこれ着信なわけない、電話なわけない、動画の音だ。しかも2人のスタッフからだ。』
ほんの少しのちっぽけな抵抗
ここで一旦整理したいのだが(ここからかなりみみっちい話しです。)
客自分→Airpodsで動画視聴→静か
スタッフ2人→スピーカーでそれぞれ動画視聴→爆音(ベトナムなので)
『うん。ここはベトナム。』
Airpodsが広まってからは、Airpodsをつけるのが1つのファッションシンボルにでもなってるのだが、スマホをイヤホンで聴く文化はほとんどない。(もちろんイヤホンで聞いてる人もいる)
つまり、そんな小さなことは気にしてないのだ。
自分はお粥すすりながらひっそり動画を見て、周りは爆音で動画を見てる。。。自分は何やってるんだろうなと思い始めて、少しイライラもし始めた。
『もういいや』
Airpodsをしまい、自分もスピーカーで動画を見始める。
最初は家ではない、人もいる、そんな環境で自分だけのために動画をスピーカーで見てるって行為自体がなんか悪いことをやっちゃってる感がして、
そんな自分にクスッと笑ってしまった。
相手は微塵も思ってない抵抗だけど、自分としては少しオープンな気持ちにもなり、どんな動画をスピーカーで見てようが、相手が2人がかりの大音量だろうが、自分もスピーカーで動画を見続けた。
ほんとちっぽけだな自分。と思いつつ、自分のiPhone8から出てくる音量も機種が古いからと思いたいがどこかちっぽけに聞こえた。
そんな土曜の朝。
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