まな板の上のコイ。。。極上スパ「ハラム」体験
サハラツアーで出会ったブラジル人の女の子が、ハマムがよかったよ〜と言っていたので、置き土産にいただいたガイドブックもとにその「ハマム」とやらに行ってみることにしました。
下調べもそこそこに世界一周旅に出発した私。
ハマムとは、、、どうやら極上あかすりスパ?のことらしい。
ホテルのハマムがいいみたいだけれど、貧乏旅行のわたくしがフラッと思いつきで行くならホテルでなくてもいっかーというわけで、路面店のなるべく良さそうなハマムに思い切って行ってみました。
中は何やらゴージャス。
良さげですやん。
期待に胸が膨らみます。
英語のわかるレセプションの人に受付を済ますと、タイル貼りの部屋に案内されました。
黒人のおばさんがジェスチャーで
「服を全て脱いで」
と言いました。
そして、銭湯の洗い場のようなタイル貼りの冷たい段の上に
マッパで寝るよう言われます。
マジか。。。
仰せのままに寝そべると、お湯をかけられながら全身あかすりが始まりました。
い、い、痛いんですけど。
しまった!砂漠で日焼けした後に来てはいけなかった!
一番来てはいけない日に、一番来てはいけないところへ来てしまったのではないか。
時すでに遅し。。。
なされるがまま、お湯をかけられゴシゴシ、向きを変えさせられ、お湯をかけられゴシゴシ…
まるで、まな板の上のなんとか…
全身終わると、雑にお湯で流され、バスローブを羽織らされました
「まだ、びしょ濡れ!拭いて拭いて〜」
「あちらのベッドにうつ伏せでどうぞ」そんなジェスチャー
「ずぶ濡れのままベッドに寝るんかい!」
全て仰せのままに。
別のセラピストさんが今度はオイルでマッサージ。
モロッコ特有のアルガンオイルを使ってくれているはずだけど。。。
濡れたままでやや気持ち悪いけど、まぁご愛嬌。
雑やなぁ。
隣のベッドで誰か施術を受けているのか、横にもう一人セラピストさんが。
二人でずーっとおしゃべりしている。
雑やなぁ。自由やなぁ。
まるで主婦がパンこねながら旦那の愚痴を言ってるよう。
気持ちよかったかと言われたら、、、忘れました(笑)
砂漠へ行った後へは行ってはいけない、それだけは言っておきます。
日本のおもてなしってスバラシイ。
何はともあれ、貴重な体験。
旅っていいなぁ。
今日もまた学びました。
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