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1月3日(木)

5時に目覚める。冷え込みが半端ではない。

noteに公開する予定の万葉集直感訳のうち冒頭歌の原稿に手を入れる。
あれだけ苦吟し、とことん推敲したはずだったのに、10年のときを経て読み返してみると、そのアプローチと解釈に納得できない部分があって拍子抜けする。
息苦しさをこらえて素潜りのテイで海の底からようやく引き上げた魚介(解釈)が、いつの間にか熟成していたかのような趣だ。あらためて、それに見合う内容に書き直す必要に迫られることになった。
これを60首ほどやるとなると、またまた大変な作業だ。いろいろ物事を整理していくつもりが、「どんどん課題が増えてないかい?」。そう自問することになった。

文体にも悩んでいる。
執筆当初は講座で講義をするようにていねいにデスマス調で書いたのだが、これだと一般訳を超えてスピリチャルな訳で別世界に勇躍する力を持ち得ないだろう。
工夫が必要だ。

イワシの炭火焼

今日は節分。豆まきをして、イワシを食べた。炭火で焼いたイワシは、形相凄まじく、きっと鬼も退散したことだろう。

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