スイスイスイミー

スイスイと、気持ちよくこの世の中を泳いでいきたいと願う魚座のスイスイスイミーです。 …

スイスイスイミー

スイスイと、気持ちよくこの世の中を泳いでいきたいと願う魚座のスイスイスイミーです。 ***ぼくが、めに、なろう、とスイミーは言った。 スイミーは孤独のなかで新たな出会いと世界の広さと美しさを経験し、自己認識を深め、勇気をもって自分の個性を生かした役割を見つけます。

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  • 「大きな赤いアザのある私」シリーズ

    右半身に大きな赤アザを持って生まれた私が悩み、もがきながらどうここまで歩んできたのか、これまでの人生を振り返って綴っています。

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アラフィフ女性が未婚のまま、ウェディングドレスを身にまとって

3/21春分の日(宇宙元旦)を迎えた後、ようやく昨年の出来事について落ち着いて振り返ることができるようになったと感じたので(遅!)それらについて書いてみようと思う。 ***** 2021年はいろんなことに挑戦して、新たな自分を発見し、大きく成長できたよい年となった。 それはなんといっても、ずっと気になっていたコーチングを学び始めたことがすべての始まりだった。 コーチングのセッションによって私は自分の深い、深いところまで潜って、たくさんの経験から、傷ついた気持ち、嬉しい

    • 言葉の筋トレ

      英語の勉強には、 新しい単語や文章を覚えること、 また、それを淀みなく言えるようになるまで ひたすら繰り返して身に着けることが大切だ。 そうやって初めて、いざ、という時に口からでるようになる。 そして相手とのコミュニケーションが成り立つ。 楽しいし嬉しい。 これまでの努力が実ったことがうれしいのか、 それとも、人とコミュニケーションが取れたことがうれしいのか。 私はおそらく後者だ。 *** 先日、お気に入りの豚汁屋さんでご飯を頂いた。 そこは野菜たっぷりの豚汁がお

      • 新年の抱負はいつ決める?

        ● 29歳の正月 もうすぐ年末、そして新年がやってくる。 お正月は大抵、両親の住む雪国に帰省し、コタツに入りながらのんびり過ごすのが恒例だった。2006年のお正月を除いては。 2006年のお正月、私は空の上にいた。 カナダでの8カ月間の語学留学を終え、帰国の途につき、日付変更線を跨いで1月2日に成田空港に降り立った私にはスーツケース1つがあるのみだった。 家なし、金なし、仕事なし、彼氏無しの29歳。 ついでに言えば、特別な仕事のキャリアなんてものもなかったし、 こ

        • コンプレックスの乗り越え方

          物心ついたときから、コンプレックスにとらわれて生きてきました。 それらは生まれつき右腕全体に広がる血管腫(赤あざ)と、思春期からは急に伸びた身長からくるものでした。 隠せるようなコンプレックスなら隠しましたが、大きすぎて隠しきれないものでしたので、最近、母親から聞いた話によると、小さい頃は知らない人の前では右腕を後ろに隠すようにしていたそうです。 高身長に関しては、何を言われてもジロジロみられても、人前では平気な顔をしている、ということだけしかできませんでした。 ■ 

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        • 「大きな赤いアザのある私」シリーズ
          6本

        記事

          顔面神経麻痺について

          先日、歌手のジャスティン・ビーバーが、顔面神経麻痺を発症しているという記事を読んだ。ラムゼイハント症候群で、顔の半分の神経が麻痺しているとのこと。 人が(脳が)どんな人を美人と感じるのかというと、顔が左右対称であることらしい。もちろん、それだけでもないようだが、世の中の美しいといわれる人たちは顔の左右がほぼ対称であると研究結果がある。 自身の持つ歌の才能(中身)だけでなく、カッコいいねと、見た目でも世の中の注目を浴び続けた有名人が、突然の病によってその外見を失ってしまうか

          顔面神経麻痺について

          子どもの頃のように甘えてみた

          今回は自身の円形脱毛の経験についての話し。 少し前に起きたアカデミー賞授賞式での、ウィル・スミスのビンタ事件について、自分がジェイダ(ウィル・スミスの妻で脱毛症の人)だったらどうしてほしかったか、またウィルはどうしたらよかったのか、といろいろと考えたし、日本と米国の世論の違いなどを興味深く読んだ。 しかし、ここではそういった議論について書きたいわけでなく、ただ自分が円形脱毛を発症したときのことを書きたいと思う。 私の場合、治癒までに半年ほどかかったが、円形脱毛した部分には

          子どもの頃のように甘えてみた

          普通になりたい気持ち

          じゃあ普通ってなに? 私の場合、普通とは、他の人と同じようになること。 とにかく目立ちたくない。 少し前まで、周りの人と自分を比べて、違う自分が嫌だった。 きっと、多くの人が自分と周りの人と比べることで 生きづらさを感じていて、 大人になって自分でしっかりとした、それでいてしなやかな軸を持てた時、 やっとその生きづらい環境や苦しみのもとを 手放せるようになっているのではないかと思う。 その苦しみのなかにどっぷり浸かっていると、 他の価値観があることが見えな

          普通になりたい気持ち

          取り替えられない持ち物をどうするか

          ● お礼 多くの方に前回のnoteの記事を読んでいただき、また、多くのスキを送っていただき本当にありがとうございます。とても嬉しかったです。 それも「本日の注目記事」に選んでいただいたおかげです。note編集部の皆さま、ありがとうございます。 まさか、そのように注目を集めることになるとは全く想像しておらず、いろんなことをぎゅっと詰め込んだ荒削りな記事だったので、焦点がぼやけてしまい、もしかしたら読者の方にうまくお伝えしきれなかった部分もあるかと思います。そういった部分を今

          取り替えられない持ち物をどうするか

          note のことが好きで、嫌いなわけ

          このところ、なかなかnoteを書けないでいる。 これまでsnsでの発信を全然やらなかった私が、数カ月前に何かしらを書きはじめたということにはとても大きな意味があったし、これからもそれを続けていきたいとは思っている。 だが、なかなか気持ちが続かない。 noteに投稿するようになったということは、当たり前のことだがnoteにアクセスするようになったということだ。そしてその際におすすめにあがってきた、興味や関心が近い他の人の投稿も読むようになってもいた。 とても心に響く投稿が

          note のことが好きで、嫌いなわけ

          隠す必要がないって、ほんとに楽。

          前回のお話で、母親に手紙を書いた話をかきました。 ずっと隠し続けていた胸の内を話したあと、こんなにも自分の気持ちが軽くなるなんて、想像以上でした。 それは母親との関係の中だけでなく、自分の中の変化、思考の変化、周りの人への影響、人生の変化にもつながりました。 ずっと長いこと恐れていたことを、実際にやってみたときに、結果は恐れていたものではなかったり、 向き合うのはしんどいと思って遠ざけていたことを実際やってみると、 やっている最中は確かにエネルギーは必要であっても、

          隠す必要がないって、ほんとに楽。

          高身長で赤あざのある私: 6. 母親への手紙

          引き続き、高身長で右上半身(首から指先まで)に大きな赤アザを持って生まれた私のこれまでの人生についてと、どうやって今はずっと楽に生きられるようになったのかを順を追って書いています。どこかでなんらかの生きづらさを感じている誰かにひとりではないよ、ということが伝えられたらいいなと思っています。 今回はその自分史の6回目です。 前回、どこかで何かが不安で、なぜか自信がなくて、怖くて、それを隠しているから落ち着かなくて、と感じながら生きていたという話をしましたが、それがかなり解消さ

          高身長で赤あざのある私: 6. 母親への手紙

          高身長で赤あざのある私: 5. 変化の過程~ヨガの日々

          引き続き、右上半身(首から指先まで)に大きな赤アザを持って生まれた私のこれまでの人生についてと、どうやって今はずっと楽に生きられるようになったのかを順を追って書いています。どこかでなんらかの生きづらさを感じている誰かにひとりではないよと、いうことが伝えられたらいいなと思っています。 今回はその自分史の5回目で、カナダからの帰国後、どのような変化をたどっていったのかについてです。 前回のカナダ留学と大きな転機②についての話はこちら。 前回、『できない自分、どんな自分でもあ

          高身長で赤あざのある私: 5. 変化の過程~ヨガの日々

          高身長で赤あざのある私: 4. 大きな転機について②~カナダ留学時代

          引き続き、高身長なのと、右上半身(首から指先まで)に大きな赤アザを持って生まれた私のこれまでの人生についてと、どうやって今はずっと楽に生きられるようになったのかを順を追って書いています。どこかでなんらかの生きづらさを感じている誰かにひとりではないよと、いうことが伝えられたらいいなと思っています。 今回は、その自分史の4回目で、カナダ留学と大きな転機②についての話です。 前回の大学生時代までについての話はこちら。 さて、大学を卒業して就職や転職をし、30歳というひとつの節

          高身長で赤あざのある私: 4. 大きな転機について②~カナダ留学時代

          高身長女子にかけられる呪い

          初投稿にも書いたが、私は身長が177cmある。 これは単純に両親からの遺伝で、もっといえば、すでに他界している大正生まれの祖母からの遺伝である。祖母は7人兄弟姉妹の末っ子でひとりだけ背が高く、肌も目の色も薄く、手足も細長かった。昔の典型的な日本人女性の特徴とはかけ離れている。 私の生まれ故郷の新潟は海に面していて昔から貿易が盛んなので、ロシア人のような大陸の血がどこかで混じっていて、先祖返りのようにして急に祖母にその特徴が現れたのかもしれない。そして、事実、新潟の平均身長

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          大丈夫、と言いたかった

          今回はこれまで続いていた自分史を1回おやすみして、数年前に心の内を書いていたメモを掲載します。 このメモは、その時の気持ちを残しておきたくて書いていたもので、今の気持ちや状況とはまた少し変化してきているところもあります。でもそれも含めて残しておこうと思いました。 ********* 久しぶりに帰省した実家で新年を迎えて早々の、遅い朝食をのんびりと食べ終えたあとだった。 「これどうしたの?」 姉夫婦と共に田舎に帰省していた8歳になる姪が、私の右手を見ながら不思議そうに

          大丈夫、と言いたかった

          高身長で赤あざのある私: 3. 大学生時代と治療の話し、そして大きな転機について①

          前回に引き続き、高身長で、右上半身(首から指先まで)に大きな赤アザを持って生まれた私のこれまでの人生についてと、どうやって今はずっと楽に生きられるようになったのかを順を追って書いています。どこかでなんらかの生きづらさを感じている誰かにひとりではないよと、いうことが伝えられたらいいなと思っています。 今回は、大学生時代と大きな転機についての話です。 前回の中学生から高校生時代までについての話はこちら。 大学生時代の治療の話しいまから20年ほど前、私が高校3年生の時に、姉の

          高身長で赤あざのある私: 3. 大学生時代と治療の話し、そして大きな転機について①