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「ひと口ちょうだい」にはNOと言いたい
だって、全部食べたいんだから。
コロナ流行で一時期避けられていた食べ物のシェア。
アレもコレも食べたいが、全部食べきるには量が多すぎたり値段がかわいくなかったり。
そんな時、一緒にいる人と協力できるのはとてもラッキーハッピー。仲を深めるきっかけにもなって一石三鳥。
これを何度か繰り返しているうちに、シェアすることが定番になり、前提になり、いつしか相手の食べたいものを視野に入れた注文をするように
大人っぽいとか子供っぽいとか、ただの線引きでしかないので
その枠の中に収まろうとしなくていい。
って自分に言い聞かせてる。
人からの「大人だね」「子供っぽい」の言葉は、嬉しくなることもあれば、腹が立つこともある。
外側から見た『私』の優劣の評価を感じ取るんだろうな。
だから、それらの言葉に振り回されたくないと思い、反発する。
モヤモヤとした気持ちに着地してしまう。
ところで。
私はいつ、自分のことを「大人」や「子供」と感じるのだろうか。
「大人に
芽生えはパワーを使うのだから
木が育つために、間引かれ取り除かれる
やる気の芽をつぶしている。
いつも潰している。
掃除したい でも出掛けなくちゃ
ケーキ食べたい でもカロリーオーバーだから
寝たい でも仕事片付けなきゃ
海外旅行したい でもお金も休暇もないから
芽生えたばかりの、土からのぞいたかどうかの、ちいさいちいさい芽が
毎日生えては潰され、覗いては除かれ。
やがて芽生えなくなる。
その分の養分は『日常』という
好きなものは最後に食べるし、夏休みの宿題は最後まで残る
なんでもかんでも後回しにしちゃう。
そういう人です。はい。
その結果、今という瞬間よりも、先を見続けることになる。
未来は不確定。
だから不安になる。
もったいないね。
未来は永遠に来なくて「今」がずーっと続くのに。
時間も自分も大切にできていない気がする。
栗ご飯の、栗だけを残してご飯を食べる。
カレーライスの、お肉だけを残してニンジンジャガイモたちを食べる。
アーモンドチョコの、アーモン