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ボールの時代(掌編小説)

今日でフェスも4日目。今日は、掌編小説です。


ボールはコロコロ転がっていく。山を超え谷を超え、たまには溝にハマったり鳥に吊り下げられながら一心に転がっていく。

ある日ボールが転がっていると、隣をビューンと何かがこえていった。それは、

「もうボールの時代は終わったんだぁー!時代は変わってきてるんだよぉー!」とドップラー効果と共にさっていった。

のちに聞いたことによればそれはボーリングのピンがボールを待ちくたびれてとあるボーリング場のとある選手に投げられたものらしい。