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再び怪しいキャンプへ

2020/07/15の記事(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)

皆さんこんばんにゃん、2週間ぶりのすーたまでございます!

夏休み期間のすーたまは、翻訳のお仕事は勿論、キャンプ3つに引越しの準備五千字のレポートなどで慌ただしい毎日を送っております

日本に帰国する事ができなくて歯痒い気持ちではありますが、日本のおばあちゃんに迷惑をかけなくて済むのでよしとしましょう。

さて。
今年の夏休みはとてつもなく充実しており、その充実さと言ったらブログを更新する時間がないと言うほど...

もとい、ブログの更新が遅れたのはただ単にすーたまが怠け者だからOrz更新頻度を上げれるよう奮励努力します!

ここでビッグニュース

実は、先週の金曜から今週の月曜の4日間、仏教の宗教法人が催す成長キャンプというイベントに再び参加して参りました

このキャンプは私が今年の冬休み(1/16-1/19)に参加した「生命成長キャンプ」とは違い、「慈濟」という台湾では有名な仏教団体が催しています。(詳しくは前のブログを参照

流石に2回目なので、前回程ショックは受けておりません。大体の内容は察しております。

が、逆に冬休みに参加した「生命成長キャンプ」類似点が多すぎるためショックを受けました。

そこで簡潔に両者の類似点と相違点をまとめていきたいと思います。

類似点:

1、費用

キャンプの費用は全額無料、守銭奴のすーたまは無料という文字に弱いので即応募。前回は屏東(台湾最南端)への交通費が余分にかかってしまったのですが、今回は台北の近く(板橋)だったのでよしとしましょう。

2、キャンプ期間

両方とも3泊4日でした。

3、食事

毎回の食事はお決まりのベジタリアンフード。
仏教といえばベジタリアンフード。4日間お肉を口にする事ができないのでダイエット効果は抜群、のはず。

ちなみにおやつもあるんです!
今回はパイナップルケーキ、パン、タピオカミルクティー、チョコレートケーキが配当され、至れり尽くせりの毎日でした。

4、ボランティア

両方とも準備やお世話に動員されたボランティアの方々がいます。

5、テーマソング:賛美歌

気づけば讃美歌の仏教バージョンが授業の合間合間にガンガン流れている。
ちなみに授業の合間だけではなく、朝の起床時間では目覚まし時計代わりに全部屋に流れる仕組みになっています。
テーマソングは毎年違うらしいです。

6、涙活

授業のとある一環で「親に感謝し、手紙を書いて渡す」、「その場で親に電話し感謝の気持ちを伝える」などと言ったイベントがあり、大抵の人はここで涙を流します。いわゆる心のデトックス活動ですね。

7、グループメンバー

グループ内には必ず一人以上変な奴がいる。

相違点:

1、主催単位

冬休みのキャンプは「福智」、今回は「慈濟」という仏教の宗教団体が催していました。

2、キャンプの場所

前回は「大仁科技大學」、今回は「慈濟板橋靜思堂」でした。

慈濟の方が規模が大きいらしく、自分の土地、学校(幼稚園、小学、中学、高校、大学)、テレビ番組、更に病院も所有しており、様々な宗教ビジネスで資金も十分あるっぽく、4日間「慈濟板橋靜思堂」という場所で様々な活動を行っていました。

海外でも慈濟と関係のある建物が雨後の筍ごとくポコポコ建っているそうです。

一方福智は自分の土地を所有していないらしく、毎年大学を貸し切ってイベントを主催している様子。去年は屏東(台湾最南端)の大仁科技大學でした。

3、「いただきますの歌」

前回と違い、慈濟では食事前に「いただきますの歌」を合唱しないと食べ始めてはいけない。

この「いただきますの歌」はおそらく賛美歌の仏教バージョンで、農家など、この一食を与えてくださった人々に感謝の意を込めて歌うものだと思われます。

4、食器持参(エコのため)

前回は主催者が参加者全員分の食器(お碗、お箸、コップなど)の準備をしてくれましたが、今回は持参。
食事後は全員で食器洗いをします。

5、靴下の汚れがハンパない

前回は土足で、今回はイベントの大半が室内で行われました。
ここですーたまは人生初、靴下カバーというものを目にしました。
一束60元で販売されていたのですが、素寒貧のすーたまは勿論購入拒否。

6、参加者人数

前回の参加者は1000人程でしたが、今回は約200人ほど。
慈濟は初めてこのようなイベントを主催した様子なので、主催歴52回の福智とは参加者の人数が天と地の差ですね。

7、参加者の構成

応募者は18-35歳という制限があるので殆どが学生です。

先程言及したように、慈濟は自分の学校を持っているので、このキャンプの情報の拡散が速いと思われます。例えば慈濟高校三年生のとある一クラスの半分以上の生徒が一斉に応募したりしていました。福智は母数が多すぎて分析困難。

8、お坊さんが出没する比率

前回はお坊さんがゲストスピーカーとしてわらわら登場していましたが、今回はお坊さんではなくちゃんとした(お坊さんがちゃんとしていない訳では、無い)社会人や、ある程度名が通っている講師がいました。
ちなみに前回は学生とお坊さんが会話する授業もあったのですよ!!

ちなみに今回のキャンプで最も強く感銘を受けたのは、「謝采倪」という方の演説。

癌の闘病生活について語ってくださいました。すーたまファンになっちゃいましたよー。

9、カメラマン

カメラマンは前回もうじゃうじゃいたのですが、今回はやたらと人数が増殖している気がします。

どこへ行ってもパシャパシャ撮られるので、芸人気分漫喫してきました。

最終日には写真や動画を流して振り返り(?)をするのですが、前回の動画は壮大で感動しましたが、今回はカメラマンが多い割に動画は至ってシンプルでした。何故だ??

書こうと思えばまだいくらでも書けますが、まずはここら辺で失礼します(^∇^)

やはり宗教絡みのイベントに参加しようとする人は少ないと思いますし、4日間ベジタリアンフードを食べなければいけないと聞いて参加するのを拒む人が殆どのようで、参加者達はやはり独特な雰囲気を醸し出してる気がします。穏やかで和やかな人が多いです。

それとインドネシアのお友達もできちゃいましたヽ( ´_`)丿

またまた異世界の生活を体験する事ができたすーたまでした。

それではレポート頑張ってきます。


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