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日常会話に潜む野球由来の用語

睡蓮です、どうも。
過去に消えたのリメイク記事です。辞書風に紹介しますが、たまに面倒になってます。

画像はAIが描いた『会話』。怖っ。

必殺・諸説あり。

五十音順

あ行

アウト

攻撃側プレイヤー(打者や走者)が規則によりプレイから除かれること。
➡️駄目、無理、残念の意味で用いられることがある。アウトは野球語源ではないが、野球と同じような意味で、日常的に使われる。

一軍・二軍

チームにおいて、出場登録がされる主力と控え選手の区別。
➡️スクールカーストや序列などを表す際にも用いられる。

一球入魂

投手が一球一球の球に全力を傾けること。
➡️物事に魂を込めて、全力で取り組むこと。

ウイニングショット

ピッチャーがバッターに対して3つ目のストライクを取りに行く球。決め球。
➡️その他の球技やゲーム、日常的にも同様の意味で用いられることがある。

エース

チームの勝ち頭。19世紀のスター投手エイサ・ブレイナードのニックネーム「エイサ(Asa)」に由来するという説がある。
➡️組織における一番手の意味。

炎上

投手が試合で大量失点した場合や、逆転負けなどをした際に使われる。野球起源かどうかは不明だが、下記よりも前に使用例がある。
➡️ インターネット上で批判や誹謗中傷などを含む投稿が集中すること

延長戦

規定までに決着が付かず引き続き戦うこと。おそらく野球起源ではないが、よく使う。
➡️競技以外でも予定より長引いた際に用いられる。

オールラウンドプレイヤー

どんなポジション、役割でもこなせる選手。野球というかスポーツ全般。
➡️多才で何でもこなす万能な人。

か行

外野

野球のグラウンドで、内野の後方一帯の地域。
➡️ 内部ではない人間。比喩的に、わきで見ている人。責任のない第三者。語源が野球かは不明。

隠し球

内野手などがグローブ内にボールを隠しておき、ランナーが塁から離れたときに触球してアウトにするトリックプレーのこと。佐伯貴弘は横浜ベイスターズ在籍時に通算3度成功させている。
➡️ 交渉事などで不利な局面に備えて最後まで隠しておくもの。切り札という意味でもよく使われる。

空振り

野球で、打者の振ったバットが球に当たらないこと
➡️企てが不成功に終わること、何の成果もなかったことの比喩

完封

一人のピッチャーが試合終了まで投げ切り、相手に得点を与えずに勝利した場合に、勝利投手に与えられる記録
➡️相手を完璧に封じ込めること。野球起源かは不明。

キャッチボール

2人、もしくはそれ以上が相互に投球・捕球を繰り返す練習。実は和製英語で、『play catch』か単に『catch』といわれる。
➡️ 「話し相手の言葉をきちんと受け止めた上で、自らも発言しなければならないということを強調した会話のこと」を「言葉のキャッチボール「会話のキャッチボール」と表現することがある。また、会話が弾むことを「キャッチボールが続く」と表現する。

降板

野球で、投手が試合の途中で交代して投手板から降り退くこと。
➡️担当していた役割を辞すこと。

さ行

サウスポー

左利きの選手のこと。主に投手に用いられる。
➡️ スポーツ競技の左利き選手や、楽器などの左利き演奏者に派生。映画あるいはピンク・レディーの曲。

ジャストミート

バットの芯でボールをとらえて打球を放つこと。
➡️ 芯をくった発言や言動。タイミングがよく物事の中心を捉えること。あるいは福澤朗アナの決まり文句、および愛称。

守備範囲

野手が守ることができる範囲、または守るべき範囲。多分野球が語源だが、スポーツで使われることが多い。
➡️ 趣味・嗜好・異性の顔の造作などにおいて、好みとする対象の広さなどについてを指す場合がある

ストライクゾーン

通過するとストライクと判断される空間。実は五角柱。
➡️主に恋愛でのタイプ、好みや理想のこと。「どストライク」という活用法もある。

滑り込み(スライディング)

走者が野手のタッチをさけるために足先または頭からすべって塁に入ること
➡️ 時間すれすれ、ギリギリで間に合うこと

セーフ

走者が塁に生きること。
➡️ 広く一般に、安全であること、(ぎりぎりで)間に合うこと、助かることをいう・ジェスチャーが野球仕様。

全力投球

投手がすべての力を振り絞って、打者と対すること
➡️ 全能力を傾けて、物事に対処すること。抱負で使われがち

続投

投手が交代せずに投げ続けること
➡️ 任期の区切りになっても役職を退かずそのまま続けること

た行

立ち上がり

主に先発投手の打者一巡(初回~3回程度)までの投球。コンディションの良し悪しの判断がされる。野球用語であるかは微妙。
➡ 動作などを始めたばかりのところ。でばな。機械などが始動すること。

直球勝負

直球を投げてバッターを打ち取ろうとすること
➡️ 策略を用いることなく、正々堂々と物事に向かい合うこと

珍プレー

おそらく『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』から。試合の中からエラー等のハプニング、死球等の激痛、乱闘、審判への抗議、珍妙な観客乱入、選手のパフォーマンス、好プレーなど。
➡️スポーツ全般や日常でも使用。

登板

選手が投手の守備位置に就いて試合に出場すること
➡️ テレビ番組や舞台などで、決まった役に就き出演すること

トップバッター

一番打者。野球などで最初に打席に立つ選手を指す
➡️ 他の運動競技や日常生活などでも最初に登場する人を指す。

な行

は行

ピンチヒッター(代打)

得点するチャンスなどに、打順の打者に代えて起用される選手
➡️ 何かのピンチの時に代わりを頼まれる人を指す。代役、補欠にあたる。

+α(プラスアルファ)

野球の表のイニング終了時点で勝敗が確定した時、サヨナラの時にのX・加点脇に小さくX表記し、また今後試合が続いて加点があるかもしれないし、加点がないかもしれないが勝敗は決したという、不確定要素を表すX。+αは、そのXをαと誤読したことから生まれた表現という説がある。
➡️ 何かを付加すること。または、その付加するもの。和製外来語。

フルスイング

完全にバットを振り切る打撃フォーム
➡️物事に対して全力で取り組む様子。類義語は全力投球

変化球

重力、空気抵抗、そしてスピンによって生じる揚力を受けることによって、変化する球
➡️正攻法ではなく、掠め手による手段や手法

ホームラン級

打者が打ったもののうち、フェアボールが地面に着くことなく外野スタンドに入るか球場外に出る打球。
➡️ 程度の甚だしさを野球のホームランに喩えた表現。 「最大」「ずば抜けている」「他とは比べ物にならない」というニュアンスで使われる。元ネタは、懐かしのテレビ番組「ガチンコ」・大和龍門さんの「お前らホームラン級の馬鹿だな」という発言。

ま行

○年選手

 スポーツなどで、選手生活○年の選手。また、練達した選手。野球の場合は年契約のため使用例が多い。
➡️長年その仕事に従事して慣れた人をいう。

や行

4番バッター

打順で中心といえる役割で、ホームランなどの長打が期待される
➡️ スポーツに限らずさまざまな集団内において、最も期待をかけられる人物や最も成績の良い人物のことなどを指す

ら・わ行

ラッキー7

9イニング制で行われる野球において、終盤の7回はラッキーセブンと呼ばれ、試合の潮目として認識されることが一般的になっている。
➡️文化的に縁起の良い数字とされる。カジノのスロットの大当たり。

以上。増えたら追記。

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