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大きな失敗を防ごう! 事業の可能性を把握する方法

今回の内容は、事前に自分が展開しようとしていう事業の可能性を把握するために役立つフレームワークをいくつかご紹介いたします。

事業を成功させるには、自分の事業が置かれている状況を把握しなければなりません。

競合は存在しているのか、自分の事業における強みや弱みはなんなのか、一体誰をターゲットにしていて、どんな人に対して売ればよいのか。

また、販売対象のユーザーは一体どこで何をやっていて、金額をいくらに設定し、どうすれば届くのか。

あらゆる角度から事業と周辺環境について考えてみることで、自分たちの事業にどれだけの可能性があるのか把握できます。

とはいえ、今回ご紹介するのは、マーケティングに一度でも触れたことがある人なら一度は聞いたことのあるフレームワークになりますので、noteの価格も低価格にしてあります。

・自分たちの事業がどんな状況なのか把握したい
・PEST分析や3C分析といったMECEをよく知らない
・マーケティングを全くやったことがない
・これからマーケティングを勉強したい

上記に当てはまるマーケティングの初心者にオススメします。

ここで、しっかりとマーケティングのフレームワークと基本を習得し、自分自身の事業がどんな状況にあるのか把握できるようにしましょう。

また、そこから自分たちがどのように仕掛けていけばいいのか、戦略を立てられるようにしましょう。

6-1 ユーザーのプロフェッショナルになろう

もし商品を売りたいと思うのであれば、まずは顧客のことを知り尽くす必要がある。自分が誰に売っているかも分からずに、商品・サービスが売れることは無いからだ。

では、どこまでユーザーについて知ればいいか、ということだが「全て」だ。いつも私が調べる際に調べるのは「所得」「主な性別」「住んでいる場所」「家族構成」「ライフスタイル」「趣味趣向」「1日の動き」「考え方」「毎日の気分」「性格」「商品・サービスに対する感想」は確実に調べる。

実際は、上記を表にしてまとめるのだが、これは基本中の基本だ。まとめ方は自由でいい。「こんな人が買うだろう」というイメージをつくり、顧客の人物像を作り上げる。さらに、上記でリストアップした内容よりも、さらに細かく、1日の過ごし方を、行動から気分まで詳細に作り上げる。

例えばこうだ。

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