人を巻き込む!プレゼンテーションの基本
プレゼンテーションは、いたるところで活用されますが、主な用途としては、顧客に商品やサービスを紹介する時と、投資家やVCに投資をお願いする時の2つにわけられます。
その中でも今回は、ゼロから事業や複業を作っていく上でする必要がある「商品やサービスを新しく発表する時のプレゼンテーション」と「投資家に資金の投資をお願いする時に、どんなプレゼンテーションをすれば良いか」を軸にご説明させていただきます。
前者の新商品・サービスの発表については、アップルの新商品発表会を見てみるとイメージしやすいかもしれません。
ただし、もちろんですがアップルほど大きな会場をイメージする必要はありません。
ご自身で行う時は、たとえば、食事会や交流会をかねて行うことをイメージしてみると良いでしょう。
以前、新サービスを発表する際に、プレゼンテーションを行った後、ファッションショーや音楽のライブを行うというちょっと変わった新サービスの発表イベントを行いました。
非常によいインパクトを残せたので、ぜひやってみてください。
そして、後者はそのままの意味で、投資家さんやVCに資金調達をお願いしにいく場合に使えるでしょう。
日本では起業よりも社会人で営業をされている方も多いでしょうし、顧客に対するプレゼンテーションに関しては、非常に成熟しています。
ところが、いざ資金調達の時に、投資家やVCに自分自身の商品やサービスをプレゼンテーションする際の方法は、そこまで多く語られてはいません。
実際、資金調達を行う時のプレゼンテーションは、顧客に商品やサービスを説明する時とは異なる方法が使われます。
商品やサービスのメリット等だけではなく、将来性やビジョンなど、様々な角度から紹介していかなければなりません。
今回は、主に投資家やVCと話をする時に使うプレゼンテーションを中心にお話させていただきます。
・資金調達をしたいけど、どうプレゼンしていいか分からない
・投資家やVCに対して、何を話せばいいか分からない
・どうすれば響くプレゼンテーションになるのかを知りたい
・新商品やサービスを、どう発表すれば良いか知りたい
・どうすれば自分の商品やサービスにワクワクしてもらえるか知りたい
・今度、新しい商品やサービスを予定しているので参考にしたい
上記に当てはまる方は、今回のnoteが参考になるかもしれません。
ぜひ、プレゼンテーションの基礎を学び、練習し、新商品・サービスの発表に活かしてみてください。
5-1 3種類のプレゼンテーションを準備しよう
さて、投資家やVCに、事業について伝える時がやってきたとする。苦手な人も多いであろう、プレゼンテーションの時間だ。得意な人は得意なので、ぜひ、そのまま得意である自分を貫き通して欲しい。
だが、1つだけ最初にお話しなければならないのは、決して、プレゼンテーションに力を向けるあまり、商品の開発をおろそかにしてはいけない、ということだ。投資家たちは「プレゼンテーションの練習をする暇があったら商品を作り込め」という話をするほど、優先順位としては商品が大事だ。
かといって、まったくプレゼンテーションについて知らなければ、それこそ誰にも良さを伝える事ができないので、ここで、最低限のコツを学んでおこう。ここからお話するポイントに絞って、プレゼンテーションの練習をしていけばいい。
まず、プレゼンテーションは3種類に分けて準備しておくことが大切だ。
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