New beautiful life

"貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ"

"足ることを知る"

今ハイパー消費社会を保つために、環境や人々のエネルギーが気づかないうちに大量に浪費されています。
"世界一貧しい大統領"ムヒカさんのスピーチにもあった様に、問題は環境や資源の枯渇ではなく、社会の仕組みと、そして私たちの心の持ち方にある様に思います。

ちょっと経済に詳しい人はきっと気がついていると思います。
マーケティングという概念は、実はいらない物を買わせるための仕組み作りに他なりません。
そうして煽られて要らない物を次々と買い換え、その支払いのために日々を仕事に明け暮れる。
さて、今欲しいと思っているそれは本当に必要なのでしょうか?
車について考えてみてください。
10年も乗れば買い換えたくなる様な車検の方式や税金の掛け方をしています。

全ては要らないはずのものを無意識に買い換えさせてハイパー消費社会を保つためのカラクリだと感じませんか?
そうしなければ経済が成り立たないのです。
でもそれらの消費を支える生産にはたくさんの資源が使われています。実感が無いけれど使い捨てでは資源はどうしても有限なんですよね。

そして生産に必要なエネルギーを原子力などに求めて、私達は自分の首を自分で締めているのではないでしょうか。
そもそも、この経済のあり方自体に限界があるような気がします。

かと言って、一市民の私達に何が出来るのか...と思ってしまいます。
私もだいぶ悩みましたが
"足るものを知る"ということなのではないでしょうか。

必要な物を正しく選び、必要な分だけ買い、出来るだけ長く使う。使えなくなったらリサイクルする。

たったこれだけ。
みんながやれば、たったこれだけで大きく変わると思うんです。

例えば、ファッション。
メディアが仕掛ける使い捨てのくだらない洋服を買うのを辞める。
自分の好みや似合うものを良く学んで、まずは5年。5年たってもきっと好きでいられる良いものだけを買い、大切に着るということです。
そうすることで自然と良い生地、良い縫製のものを買おうと思うようになるはずです。
消費者がその様な嗜好になれば市場が変わります。
良い技術だけが選ばれて残って行きます。企業も努力します。それが正しい進歩だと思いませんか?

洗剤などのものは、出来る限り環境に優しいものを。
保存容器なども同じです。環境に優しく土に還る様な物を利用している企業の製品を選ぶ。

市場は消費者の嗜好に敏感です。
こちらが求めれば必然的に変わります。売れない物を作っても仕方が無いためです。

たったこれだけ。でも意外とやってみると大変かもしれません。
色んなことを積極的に知らなければいけないから。

私達にも出来ることがあるんです。
一人では変えられない。
でも皆が変われば、世界は良くなって行くんです。確実に。

このハイパー消費社会を卒業したい。
社会のカラクリに騙されて日々を無駄にせず、新しく美しい価値観の生き方を皆で始めたら良いんじゃないかな。

May you all have a new beautiful life...

共感して頂いた方はどうぞ拡散のほどよろしくお願いいたします。

#卒業したい
#卒業
#経済
#環境破壊
#ハイパー消費社会
#循環型社会
#小説


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?