『こいつ何で嫌われ(怒られ)てないんだろう』という人たち

私が所属している団体に、本当に心の底から苦手な人がいる。

その人は口を開けばその場にいない人間の悪口を言い、隙あらばその団体内にいる彼氏といちゃつき、それにもかかわらず先輩・後輩・同期から慕われている謎の人物である。


私から見たら人の屑としか思えず、なぜこいつが団体で中心人物でいられているのかが本当に理解出来ない。

何故のうのうと生きているのか。

そして何故周囲の人間は彼女のことを許容出来ているのか。


私だけが彼女のことを嫌いらしいから、多数決でおかしいのは私ということだけが明らかになっているのだが、“他人の陰口を言う”ということへの罪の重さの概念の問題なのだろう。

私は俗に言う“宗教2世”と呼ばれるやつで、私は生まれた時から現在に至るまで両親が信仰している宗教の教えや習わしを刷り込まれているため、陰口やその他非道徳的な行為に対しての感度が高い

逆に、自閉症やアスペルガーの傾向があるような人、世間的には歓迎されないような特性を持った人間に対して、まず自分が救いの手を差し伸べる義務があると感じるのも私に刷り込まれた教えである。


世間の人間は、思ったよりも『悪』に対して寛容だなと思う。

とてもくだらない例を挙げると、未成年なのにコンビニでお酒を買って飲んでいる人間を見るととてもげんなりする。

私は他人の悪口を言うような人間とはつるみたくないし、差別を容易くしてしまう人間が怖くて仕方がない。



noteを眺めていると、ある大手企業の採用選考(面接やグループワークなど)について、対策法や体験談などを書いた記事を3,000円で売っているユーザーがいて本当にびっくりした。

就活生の心にある不安感や焦りにつけこんで金を払わせようという記事。

この記事も叩かれているわけではなく、なんならスキがそこそこ付いていた。

というか私の書いた記事よりも何倍もスキが付いていた。

こんな外道に私は負けているのか。

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