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2023-08-18 佐渡島旅行

私は有休を3日使い、8/11-8/20の10連休を作ることに成功した。
結構長めのお盆休みだ。嬉しいったらありゃしない。


今年は猛暑だ。お墓参り以外に外に出る予定は無かったので、私は家でずっとピクミンをしていた。
ピクミンを全クリアしそうな頃、夫が「どこかに行きたい」と言ってきた。


ピクミンに集中し過ぎて、夫を放置してしまっていた。申し訳ない。


そういういう訳で急遽旅行先を考えた。
30秒ほど考えて『夏といえば海、海といえば佐渡島だ!』と閃き、フェリーを予約。
次の日の朝5時半に家を出発した。


1時間ほどで港に着き、7時にフェリーに乗り込む。
人生初のフェリーにテンションが上がった。そして出発から15分後、船酔いをした。
2時間半ほど酷い気分で過ごす。この時は波が高かったのかな。


船酔いを乗り越え、なんとか佐渡島に到着。
信じられない暑さが綺麗な海に似合う。


今回の旅行は、たらい舟に乗ってぷかぷかした後、佐渡金山で坑道を巡って、夜は美味しい魚を食べて、翌日の朝に佐渡島を発つという予定だ。

1.たらい舟に乗る

レンタカーに乗ってさっそく港近くのたらい舟乗り場に到着。
「千と千尋の神隠し」でリンが漕いでいるあの舟に乗ることができるのだ。

綺麗な海とたらい舟

私が最初に舟に乗り込んだのだが、結構沈むので怖かった。
ガタイが良い夫が乗り込むと更に沈んだので死ぬかと思った。


船頭さんのトークを聞きながら15分ほど海の上を進んだ。
透き通る海水が綺麗だ。海を泳ぎ回る魚たちも可愛い。


船頭さんから佐渡情話として「お光・吾作」という悲恋物語を教えてもらった。
お光さんという女性は19時間もたらい舟を漕いで吾作のもとに通ったらしい。
お光の愛が重過ぎたのか、航路のゴールの目印としていた灯火を吾作が消してしまい、お光は海を彷徨い帰らぬ人になったのだとか。
吾作も酷い人だ。許せない。


なんとも切ない気持ちになり、私たちは宿根木へと向かった。


2.宿根木を散策

なにやらレトロな街並みがあるということで有名な宿根木にも行った。

細い道とレトロな建物

暑かった。汗だく。
細い道に建物がたくさん建ち並んでいて、今も人が暮らしているっぽい。
昔にタイムスリップした感じ。


入場料を払えば一部の古民家にも入ることが出来る。
人の家の中を見るのが好きな私にとってはたまらない場所だった。


宿根木にあったカフェで抹茶・黒胡麻のジェラートを食べて体力を回復して次の目的地へ向かった。


3.佐渡金山で坑道を巡る

宿根木から車で約1時間ほどで佐渡金山に到着。
信号が1つも無くて驚いた。


この日は30℃を超える真夏日であったが、坑道の中の気温は10℃と快適。
暑がりな私は坑道の中で整いました。

蟻の巣のような場所で働く人々

坑道の散策では金山での人々の働きぶりに感銘を受けた。小判を作るのに一体何人が携わっているんだ。
軽々しく仕事辛いとか言うのやめるわ。
坑道に置いてあったマネキンも『早く外へ出て酒を飲みてえ。馴染みの女にも会いてえなあ』と喋っていた。


坑道散策の後は資料館にあるインゴットGETチャレンジへ。
1億円相当の金塊を片手で箱から取り出すあれです。
約12kgあるので、私の力では持ち上がらず。とりあえず1億円の金塊を撫で回して終了した。重かったなあ。


4.北沢浮遊選鉱場跡

佐渡金山の近くにあった、ラピュタみたいな雰囲気で有名な場所にも立ち寄った。

夜はライトアップされるらしい

壮大な廃墟です。
中には入れないので、数枚写真を撮って退散した。暑い。
こういう蔦に覆われた廃墟を見ると寂しい気持ちになるな。


浮遊選鉱場跡の隣には「北沢窯」という陶器の工房兼ショップがあった。
佐渡でしか採れない『無名異(むみょうい)』という門外不出の土を使って陶器を作っているらしい。


ショップでは徳利とぐい呑みを購入。可愛いし、洗いやすそう。

早くこの徳利とぐい呑みを使って日本酒を飲みたい

この工房では陶芸体験が出来るとのこと。リサーチ不足だった。悔しい。
いつか旅先で夫と陶芸をしたい。


5.地元の居酒屋で晩御飯

八幡館という旅館は朝ご飯付きのプランで泊まり、晩御飯は地元の居酒屋で頂くことにした。

ちゃらくらもん』という居酒屋

1品あたりの量が4人前くらいある。それなのに安い。しかも美味しい。
刺身の盛り合わせは6種類、それぞれ5枚ずつあるのに1,700円とかだった。
佐渡って観光地価格とか無いのかな。とにかく安い。幸せな時間をありがとうございます。


酒もまわって良い気分になったので、旅館に戻り大浴場へ。
この日の疲れを癒す。
大浴場にあった体重計に乗ると「38kg」と表示された。実際の体重より5kg以上軽く出ているようだ。あからさまな過ぎたので嬉しくなかった。


夫と旅館の居酒屋で飲み直し、23時頃に就寝。
次の日、朝10時発のフェリーで佐渡島から去る。


6.おわりに

弾丸だったけど佐渡島は本当に楽しい場所だった。
1日しかいなかったものの充実感が凄い。
今度行くとしたらSUPや陶芸を体験したいし、泊まってみたい宿もある。
またいつかの夏に佐渡島に行きたいな。


楽しいお盆休みが終わったので、明日からぼちぼち働きます。

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