自分が愛せる場所を作ること
今日はスタジオの片付けにきています。
先日、ここで音楽配信をしようということでセッティングしたので、それを片付けてスチールの撮影仕様に戻しています。
このスタジオを作るまでに、いくつかの場所にご縁をいただく機会がありました。
でも、最後にここに決めて始めたのですが、どうして今の場所にしたのか。
今日はそのときのことを思い出したので、書いておきたいと思います。
ライターとカメラマンのふたつの仕事をしながら、いつかはスタジオを持てたらいいなぁ、と、漠然と思っていました。
写真を志す人なら、一度は思うことなんじゃないだろうかと思います。
とはいえ、まあ、夢みたいな話でした。
現実的なハードルは、数えだしたらきりがない。片手では足りないくらいです。
いろんな場所があって、使わない? ここでどう?と言ってもらったこともあって、迷って見送ったことも数々。
そんな中で、また声をかけてもらったことがあって、その場所でスタジオをやるかどうか迷ったことがありました。
このとき、相談した写真家のかたに言われたのが、タイトルの言葉です。
このあと、別の仕事の先輩にも相談したとき、こんなことを言われたんです、と話したら、「素晴らしい言葉だね」と言われて、心が決まりました。
ということで、その場所を見送って、それからいろいろありましたが、いま、調布でスタジオをしています。
オチもなにもありませんが、いま、この場所を「Ordinary Studio」として愛せる場所にできるようにと思うたび、この言葉が頭に浮かんできます。
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