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大河ドラマ『光る君へ』へ贈る詠 ネタバレなし



今年の大河ドラマ「光る君へ」が静かに幕を開けました。初回と第二回の放送を心躍らせながら拝見しました。歴史に名を刻む紫式部を描くというこのドラマには、すでに私の心が捕われています。吉高由里子さんが主演し、大石静さんが脚本を手掛けるこの作品は、まるで夢のようです。

このドラマは、大石静さんのオリジナルストーリーが基盤です。『源氏物語』の深い愛の物語だけでなく、権力の闘争や女性たちの喜びと悲しみも描かれています。そして、大石さんはセックスとバイオレンスの描写にも挑戦しています。私はそうしたテーマに惹かれる傾向があり、映画でもそのような作品を好んで選んでいます。

わずかなエピソードだけで、この物語にすっかり引き込まれてしまいました。『源氏物語』は、かつて瀬戸内寂聴さんの現代語訳が出版された際に読みたいと思いましたが、読む機会を逃していました。しかし、このnoteを書くにあたり、文庫版が出ていることを知りました。『光る君へ』が放送される今年中に、是非とも読んでみたいと思います。

学生時代には『源氏物語』の漫画版『あさきゆめみし』を読んだこともあります。その雅な世界観と、現代とは異なる性愛の描写に心奪われました。

次のエピソードが待ち遠しいと同時に、この作品を今年いっぱい楽しめるという喜びで、私の心は満ち溢れています。

この恋心に似た想いを詠に出来たら良いのに。

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