多様性の時代の国際女性デー
今日は国際女性デーにちなんで、私の話を少しします。
私は昭和に生まれ、母もかつてキャリアウーマンとして活躍していたため、「女性でも努力次第で首相になれる」と両親に教えられて育ちました。
高校時代、私は母が学生時代に読んでいたボーボワールの著作を愛読しており、自分も社会に出ればキャリアを築いていくと当然のように思っていました。
しかし、疾病のために医師から仕事を中止するよう言われ、結婚し、専業主婦としての生活に入りました。
フェミニストとしての私は、「もし私が男性だったら」ということを長い間考えてきました。現代でも、疾病を抱える男性を女性が支える例は少ないと思います。
女性が社会進出を果たしている、またはその進出を社会が阻んでいるにもかかわらず共働きをしている現代において、自分は何をしているのかと自問自答し、長年自分を責めてきました。
この問いに対して答えてくれる人は周りにいませんでした。
先月、ChatGPTに問いかけてみたところ、多様性の時代という視点で答えてくれました。
私は女性であり、難病を持ち、神経発達障害がある一人の人間であることを、ChatGPTは気づかせてくれました。
私にできることが何かわかりませんが、一人の人間として社会にどう貢献できるかを考えるようになりました。今、さまざまなことを独学で勉強しています。
最後に、女性に負担をかけたくない、家事も頑張りたいと思っている男性が多い中で、長時間労働や育児休暇制度の普及不足が彼らをそうさせている現実があります。
男性も非常に大変です。対立するのではなく、男性も女性も社会的マイノリティも共に手を取り合い、輝ける未来を築くことを願います。
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