平田 涼大

名古屋市で現役の現場監督がこだわりのリフォーム店を経営しています。noteは個人的な建…

平田 涼大

名古屋市で現役の現場監督がこだわりのリフォーム店を経営しています。noteは個人的な建設業界の今後の展望やDIY作品や木工教室の様子をお伝えしています。問い合わせはリンク先のホームページへhttps://suhousing.jp

最近の記事

新しい建築の創造とは?

経営ビジョンの『新しい建築の創造』とはなんだろう? 6月に入り2年振りくらいに落ち着いたのでずっと頭の中にあった事業構想を1日中(かれこれ1週間)紙に書きだしています。 事業構想は4つありそれぞれ平行して進めている状況です。 3年目に掲げた『新しい建築の創造』っていろんな側面のある良い言葉だと改めて思います。 まず、最初に新しくない建築の創造とは何かを考えてみる。 1.建設会社の下請けピラミッドの中で仕事をする。例えば、建築屋さんから内装屋さんへ降りてくる仕事とか。

    • あんまり休んでないから気づかなかった事

      コロナ禍でも忙しくさせていただいていて気付いていなかったのですが、長期休暇ってこんなにすることなかったかなーと思っています。 普段は家族と過ごしているのですが今日は、1人で過ごしています。 朝起きて見積作って掃除してごはん食べて昼寝して夜ですけど、もうやることがなくて明日は仕事しようかと考えています 笑 以前までの連休だったら飲みにいったり遊びにいったりしてたんだろうなとものすごく感じます。なんか刺激がなくつまらない。 コロナが明けるまでもう少し辛抱するか。

      • 日本の住宅市場を揺るがすウッドショックと私の思い

        昨年の夏頃から集成材の大手メーカーが材料が入りにくいといい始めてから9カ月ほど過ぎましたが、4月に入りついに木材を加工して販売している住宅の大部分を占めるプレカット工場でも影響が出始めました。 輸入木材の占める割合(変遷)林野庁HPより 昭和40年 28.6% (木材輸入の全面自由化) 平成14年 81.2% 平成28年 65.2% 構造材に関しては7割以上の木材を輸入しているのが現状です 対諸外国に対する課題 日本はお金を出せない割に品定めをするので売りにくい(いい

        • 建設屋が起業した話

          私が起業したのは2018年4月です。それからもう、3年が過ぎました。 世界の変化のスピードに合わせる以上に私たちも変化をしました。 実際、独立すると決めたのは2012年ですからそれから10年が過ぎています。 当時27歳で今は36歳になりました。 都度の不安も多くありますがそこは努力でなんとかなってます。 仕事を作った話2018年4月何もないところから仕事を作ったわけですが、今までいた会社とのつながりは私の場合ありません。そこでべったりになるとサラリーマンのままの方が良い

        新しい建築の創造とは?

          建築と防災について建築屋が考える

          本日は3.11ですね。あれから10年が経ちました。ちょうど私は北海道からの飛行機に乗っており名古屋へ着陸する数分前の出来事でしたのでどのような揺れであったのかはわかりません。でも、大変な揺れであったことは想像に難くありません。 地震大国であるここ日本ではいつ災害が起こってもおかしくありません。私たちの居住している東海地方では南海トラフ地震が20年以内に70~80%の確率で起こるとされています。 非常に恐いです。 建築基準法で新耐震基準を策定していますので、新築を建てる際、

          建築と防災について建築屋が考える

          採用のこと

          自分が創業した会社も自営業の時代も含めて3期が終わりました。 いよいよ4期目に入ります。 私は元々、現場監督として実績ぐあるためそちらの依頼も多くあります。今までは仕事量が限られていましたので、調整が可能でしたが取引先の拡大とリフォーム受注が多くなってきたため、事業を拡大していくタイミングと捉えています。11月〜採用活動を始めてはいますが、狙っていた中堅企業からの人材の流出は雇用調整助成金や緊急事態宣言等の営業でズレ込んでいると想定しています。 大工さんを確保できている

          採用のこと

          建設業の大手に無効化されない差別化を考える

          弊社のメイン事業はリフォーム業です。しかし、ここではマネタイズしておらず現状はサブ事業の法人の店舗・施設案件の改修でマネタイズしています。 コロナ禍の影響メイン事業でのアピールはしておらず、ただただオフラインでの営業活動をしているのみです。しかし、私自身コロナ禍ではそれでいいと思っています。理由は、みんな大変だからです。自分だけ儲けてもいいことないからです。弊社も影響で延期になったり契約遅れが発生しています。 攻め時はいつ?ただ、そろそろワクチン接種も始まるし4月頃からは

          建設業の大手に無効化されない差別化を考える

          大工を社員化する

          これが今、1番悩んでいることです。 一般的に外注が多い職人さんを雇った方がいいのでは?と思っています。勇気はいりますが大工さんは自分で稼げるのでなんとかなる気もする。。。 従業員の募集 当初は現場監督を募集していましたが、なかなかリフォーム限定で募集するとハードルが高いようです。 できる人は安定志向の方が多いので私たちのような弱者のとこにはこない。 リフォームをやりたい大工さんなら潰しが効くのでは? コロナ明けのバブルを想定し、よくできる大工さんを雇い、常時雇用する事で積

          大工を社員化する

          リフォームのランク分け

          リフォーム工事をランク分けすることはとても大事です。例えば、躯体が蟻害だらけのDランクの建物をAランクにするには新築する以上のコストがかかります。逆に築浅のAランクの建物をさらに改修してAランクにする事もありますがそれもおかしいような気がしてます。 適切な工事計画をすることがとても重要です。やはりCランクの建物を改修してBランクにしたり予算が許せばAランクにしたりする計画がリフォーム屋としては1番やりがいのある仕事ですね。 個人のお客さんはここの見極めが大事です。 どう

          リフォームのランク分け

          当事者が考える住宅市場の2021年予測と私たちの責める場所

          大予測(新築・リフォームとも) 1月~3月は新型コロナウィルスの影響により停滞する。 4月~6月はワクチン接種の開始など好材料が多く市場は回復する。 その後、国や自治体の住宅需要喚起施策もスタートし市場は活性化していく。 中予測 (新築) ローコスト住宅で高コスパ住宅がさらに人気になる。(賃貸脱出需要)→安定を求めるのでハウスメーカーやパワービルダーに人が流れる。 (リフォーム) 大規模リフォームでも地元密着の評判のよい企業に人が流れる。(メンテンス対応してくれる)アフター

          当事者が考える住宅市場の2021年予測と私たちの責める場所

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          ワイドベンチの組立動画

          リフォーム屋が提案するDIYワイドベンチの組立動画です。

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          ヒノキスツールの組立動画

          リフォーム屋が提案するDIYスツールの組立動画です。おすすめです。

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          独立から創業3年目までと4年目の目標

          今年も最終営業日になりいよいよ来年の事を考えるようになりました。 今年は創業3年目でいよいよ来年で4年目を迎えます。 創業からこれまで創業当初はご褒美仕事が多く、会社を軌道に乗せるための時間を有効に使うことができました。事業としての準備期間(取引先の確保・体制の整備) 本当の勝負は2年目からでした。目の前のお客さんを確保しないと生活ができないし、見込み客を作っていかないといけないし、取引先を拡大し価格を抑えないといけないし、他社との差別化を図らないといけないしって感じでとて

          独立から創業3年目までと4年目の目標

          こんなところにもシロアリの被害

          先日、シロアリの被害を調査してきました。まだリフォームしてからは10年くらいしか経っていないようですが、元々、シロアリがいたようでリフォームした部分の玄関框に被害がでてました。 シロアリは恐ろしいですどこに被害がでるかわからないし被害が出てからしかわからないところが恐ろしいです。 シロアリの防蟻工事の重要性リフォームですと施工しない場合も多くありますが、こういった事例を見るとやっておかないといけない工事だとつくづく思います。費用も高額ではないので まとめ目に見えない部分

          こんなところにもシロアリの被害

          コロナ時代を生き抜くビジネス視点

          この議題に関しては思考を深く考える必要があります。 私は現在、シニア向けのリフォーム屋ですが、おそらく今、そのリフォームだけを追いかけていたら仕事はありません。コロナで家の中にはお邪魔しにくいし必然的に仕事量が減り同業者との競争も激しいしって感じです。 でも、今までの建設業者の感覚だとそれで終わりなんです。なんか仕事ない~??って感じです。同じ仲間内だけで仕事を探す感じです。 これでは共倒れです。 私としてはその事には創業時から特に疑問を感じています。だから独立しました。

          コロナ時代を生き抜くビジネス視点

          2021年の建設業をマクロ視点で考える

          ここでのマクロとは、社会全体の流れをみて分析することです。 日本で確実に起こる事(2030年まで)+-は個人的なものさしで感じる高齢者人口の増減 1. 人口減少  総人口2020年1.25億→2030年1.19億(600万人 減) ※高寿命化で減少率は思っているより鈍そう + 2. 超高齢化社会  2030年までに人口の1/3以上が65歳以上の高齢者となり、労働人口が減少する。 ※消費の先細り・高齢者の貧困化・社会保障費の増加 + 3. 気候変動 温暖化による台風の大

          2021年の建設業をマクロ視点で考える