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新規事業はなぜ大変だけど面白いのか。〜グローバルへの挑戦〜

エンジニア採用とエンジニア組織支援作りが得意なFindy(ファインディ)のCFO 河島です。一昨年春にファインディに参画し、2022年末まで、社長室室長兼CFOとして、ファイナンス・広報・採用・組織づくりに注力し、今年からフルコミットで海外事業の立ち上げを行っています。

こんな人におすすめ

  • スタートアップで働くことに興味がある方

  • 新規事業に興味がある方

  • 海外事業に興味がある方

なぜ海外事業の立ち上げをやるか

役員として求められてることはシンプルです。

ファインディに非連続な成長をもたらすこと

中長期に一番事業成長にレバレッジをかけれることの1つがグローバル事業を作ることだと考えています。

単純に日本市場だけだと市場が限られていることから、世界を見据えて事業をつくっていきたいという想いと、我々の事業であるエンジニアという領域はグローバルと相性がいいと思っています。

次の舞台を世界に見据え、更なる非連続な成長を見据えていること。
日本発のサービスで世界に使われるプラットフォームをつくりたい。

Findy Globalの立ち上げに関わって半年くらいが経ちました。

コーポレート畑でキャリアを積んできた私ですが、「非連続な成長をファインディにもたらす」「Make Findy Global」というテーマで仕事を行っていることもあり、今はどっぷり営業中心の日々を過ごしています。

新規事業って大変だけど、楽しそう!って言うのは間違いはないのですが、実際に取り組んでみるとまあ時間かかるな〜って感じします。

今回の記事では、新規事業の大変さと面白さについて、私の経験をもとにご紹介していきます。

新規事業はキラキラしていない

新規事業に対するイメージは人それぞれですが、私は20代の時は特に、ゼロイチという言葉に憧れ、ゼロから事業を立ち上げられる人をかっこいいと思っていました。

自身は20代は特に会計士としてのキャリアをメインで動いていたので、自分はそんな事業の方たちを支える柱であろう!という気持ちで仕事してました。

なかなかすぐに上がらない売上。

なぜ大変かは、この言葉に尽きます。

今ないものをつくるということは、ユーザーも顧客も自分たちのことを知らない。トラックレコードもない。

幸運なのは、国内でファインディが培ってきた実績と信頼。

顧客やユーザーの関係値という資産を使うことができるので、本当にゼロから創業した方達より大変ではない。それでも大変なものは大変です。

Findy Globalでいうと、すでに外国籍エンジニアをなんらかの方法で企業は採用しています。LinkedInとかエージェントとか。グローバル化をテーマに人材斡旋する市場の競争は激しく、自社のサービスが他社と何が違うのか?ということを説明できる必要があります。

自分たちよりもすでに確立された競合他社が存在するため、連絡しても全然相手にされない日々。

前職は大手のブランドを使ってたから、コールドメールしても自分の話を聞いてくれてたんだなーと痛感しています。

何やってるの?

今は私以外に、他3名がフルタイムでおり、他パートタイムや業務委託のメンバーが関わってくれています。

ざっくりやっていることを書き出しみてると、、、

・顧客開拓(コールドメール、問い合わせなどアウトバウンドとインバウンド)
・マーケティング(SNSでバナー広告)
・イベントマーケ(Webinarの企画開催)
・SNS施策・PR
・アンケート調査
・ユーザー理解
・商談
・商談後のCS(求人理解のキックオフ・プラットフォーム運営サポート)
・顧客ニーズ理解
・ユーザー面談獲得のためのスカウト
・ユーザー面談
・面談後のユーザーフォロー
・面接日程調整、ATS登録、面接準備、面接後のフォロー
・開発企画・仕様作成
・開発(プラットフォーム保守、アルゴリズムアップデート、データ整備、技術基盤
・新規採用(フルタイム・パート)

当たり前にこれを一人ではできないので、メインのフルタイム4人でできることをなんでもやっています。正直足りないことだらけなので、常に優先順位の整理とリソース配分の日々

売上が簡単に上がらない中で、チームのリソースを把握し、経営戦略・組織戦略を見直す日々。効果や成果はすぐに出ないため、我慢も求められます。それでも毎月、3ヶ月と少しずつ前に進んでいる。

顧客を理解し走り続ける

あれやりたい、こうしたい、こうすべきだと考えているとあっと言う間に時間は溶けていきます。

気づいたのは、日中は走り続け、私の場合は早朝や週末を考える時間や、事務作業にあてるなど、とにかく手も動かすことを絶対に止めないながらも、時間をむりくり作って考える時間をつくる。

方向性を見直すことと、ユーザーや顧客の理解をとにかく続けています。

情報を自分でつくる。とる。

ユーザーや顧客のインサイトを自分で取り続けないと誰も持ってきてくれないし情報が増えない。情報がないと、次の検証したい仮説を考えられない

そのため、ひたすらに自分で手を動かし続ける他ない。あらゆる事業がそうなのですが、そこを少人数で走るしかないのが大変おもしろポイントだと思っています。

走るのをやめるな!

と自分とチームに言い聞かせて日々奮闘しています。

何ができるかを考え続け、考えたら実行する。実行して振り返る。

何がどうヒットするのかまったくわからない世界なので、まずは100個策を思いついて100個試す。止まるのはそれからだ。くらいのスピード感を持って動いています。

自分で自分を盛り上げる。発信を続ける。

これもやってて気づいたことです。新規事業はなかなかすぐに売上が上がらない。

だから周りから見ると、何やってるの??ってなります(つら。)

自分から社内にも社外にも発信していかないと、誰にも気づいてもらえない。

記事を書いたり、SNSで情報発信をしたり、Webinarやったり。これがすぐに効くわけではないので、どうしても劣後します。ただ、

ファインディがグローバルやってんだぞ!

海外事業推進室勢いあるね!

って周りに思わせることが大事だと思っています。

実績はまだまだで伸び代だらけですが、自信をもってアピールを続けてます。

先日資金調達が終わった友人に連絡したところ、以下の返信がきました

実態はそこまでまだまだだけど、イメージ戦略は少しずつ上手くいっている様子w

「Fake it until you make it」

私の好きな言葉です。成功するフリをしている人が成功します。

常に成功をイメージしながら行動をしています。

新規事業の立ち上げは試行錯誤の連続であり、失敗や挫折がつきもの。
新規事業の9割は失敗するそうです。

どうせ失敗する確率が高いなら、派手にやったろうぜ!

と、自分自身や事業を前向きにアピールし、自信を持って行動をすることが運を呼び込むと信じています。

目指す世界

ファインディの会社案内でつかっているスライド

開発言語は英語よりもグローバル。これができたら素敵じゃない?

今年三月にはダイレクトマッチングプラットフォームがリリースされました。
そして初マッチングがはじめて生まれたときは、皆で喜び合いました🎉

自社のサービスを通して、国を跨いだ違う国のエンジニアと出会える。

ワクワクしますね!

日々の実務は大変なことは多いですが、こういった1つ1つの進歩を楽しみながら、日々業務しています :)

最後はChatGPTにまとめてもらった

ChatGPTにお願いして、今回の記事をまとめてみたら、こんな感じの歌詞で歌ってくれました。ちょっとふさげてラップ調でお願いしてみました。

未知の道へ、とか韻を踏んでるw

さあ、がんばっていこう!

一緒に働ける仲間を募集しています!

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

ファインディではこのように「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる」ことを目指し、日々エンジニア領域の課題に向き合い、価値提供に邁進しています。

少しでも私たちと一緒にグローバル事業を推進していくことご興味があればカジュアル面談を実施させてください。
私のtwitterはこちら→ https://twitter.com/sugnchi

▼詳しい採用情報はこちらです!

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