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東京都『福生市』の、本

 
 『福生』の本の制作に、以前関わった。
 構成、校正、などに……。
 けっこう、ぽつりぽつりと反応があるみたいだ。
 
 名前は載せなかった。別にいいですよ、と。
 構成や校正で名前を載せてたりしたら、かなりの冊数になってしまう。ぼくはいつも、特段気にせずに、名前の掲載(共著者とか)は断ってしまう。もちろん、費用も。
 前にモノマネ芸人の方が、酒場などでモノマネを求められて困ると言っていたことがあった。彼らにはモノマネは飯のタネで、ただで提供するわけにはいかないのだ。
 モノマネもそうだが、文章も一般には、「対価を払う」分野ではない。だから割と気安く文章チェックを頼んでくる。「ちょっと見てくんない?」と。相手がそんな感じだから、こちらもそれに合わせて対価を求めない。もっとも、自分が頼んだときは対価を払う。昨日もちょうど1000円払った。その金額で妥当だったのかは悩むところだが、相手が要らないと言っているのに押し付けたカタチだったので、あまり多く渡すわけにはいかなかった。でも、1000円以上の価値を、ぼくは感じている。
 
 かかわった本や文章の反応がいいのは、うれしいことだ。「福生あるある本」は、なかなか好調のようでうれしい。かかわった本だからということもあるし、青梅線に関するものが注目されるという意味も、ある。
 
 福生や、青梅線沿線に興味のある方は、ぜひ。Amazonのkindle unlimited会員の方は、無料で読めてしまいます。
 
 ところで、kindle unlimitedはぼくも会員だが、いつも容量を超えてしまう。その都度、なにかを削除していかなければならない。できれば30冊くらいストックさせていただければ助かるなぁと思う。取り入れた本を片っ端から読んでいって、削除してはいるが、どうしても、リンクさせながら読んでいきたいものがある。同じテーマのものを突き詰めて読んでいく場合、読み終えた本もストックしたまま残しておきたいのだ。これがリアルな本であれば、本棚からヒョイと取って調べられるのだが。まぁ、リアルの方が使い勝手がいいというのは、愉快なことでもある。
 

 福生だけに特化した本が出せるというのは、電子書籍ならではだ。

 需要の薄いものをバラまくことに関しては、リアルは負ける。刷って倉庫に置いて、配本なんてとてもできない。
 

書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。