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笑顔で仕事をすると生産性が上がる真実

表情が周囲に与える影響 
上司が機嫌良く、笑顔で部下と接している職場は部下もイキイキして働いている姿が目に映ります。また上司がイライラ、怒っている雰囲気を醸し出すと部下はパソコンに向かって隣の同僚と話しすることもなく、静かに仕事をしている様子が見受けられます。
職場という集団組織を考えると、その部門で上位職の感情が周囲に与えることがあります。

感情は伝播する

ペンシルベニア大学ウォートン校のシガル・バーセード教授(経営学)は「私がほほ笑めば、あなたもほほ笑むだろう。しかし、これはただの模倣ではない。あなたは実際に、その感情を経験するはずだ」と説いている。また、この感情が自分に伝染したものだとは気づかない可能性が非常に高い。その代わり、その感情は自分のものだと思うだろう。このプロセスは感情の伝染と呼ばれている。これは、人から人へと気分や感情がうつることを指している。
非常にネガティブな気分や感情を経験している場合も、同じように振る舞うべきだ。ポジティブな状態になるために行動を取るか、そうでなければ他の人を避けることが必要だ。

Forbes JAPAN

ハワイ大学のハットフィールドらは、ネガティブな人と一緒に過ごすと、顔の表情、姿勢、さらには声の出し方や動作まで似てきてしまうことを明らかにしています。つまり、人は、他人のネガティブな言動、心の状態が伝染してくるわけです。

東洋経済ONLINE 2020/11/30科学が出した「友だちは数か質か」論争の正解

職場の生産性を向上させるために
研修で管理職の方から「職場の生産性を上げるためにどうしたらいいですか?」と質問されます。生産性を向上させる施策としては色々と手法がありますが、私はまず明日からできるできることを教えます!
「あなたが機嫌よく働くことです。」
上司が機嫌よく働いている姿を見て、部下にあなたの感情が伝播し、コミュニケーションが活性化(報告・連絡・相談・情報共有)する効果が期待できます。

機嫌よく働くために、家族や周囲の方との良好な関係性を築いていきましょう!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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