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部下の考えが「間違っている」と思っても指摘せずに我慢が大切!そのわけ

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

コーチング研修やコミュニケーション研修で管理職の方から同じような
質問を受けます。

「部下の報告内容やアクションプランを聞いて、間違っていること
 を話されていると、つい部下の話に割り込んで指摘してしまう。」

■ 部下は間違っている内容を上司に伝えていない
上司に考えてほしいのですが、「部下は間違っていることを上司である
あなたに報告するでしょうか?」

わかっていただきたいのは、「部下は自分が間違っていることをわかって
いて報告しない」という事実です。

現在の部下の知識、スキル、能力のレベルが今の報告内容に繋がっている
と考えます。したがって間違ってはいないということです。

部下の報告は上司として「今後の成長課題を見つけるチャンス!」と
捉えると、決して「間違い」ではありませんね。

■部下の考えの背景を確認する
上司は1on1ミーティングを実施する際に、部下の考えの背景を聴く
ことを習慣にしましょう。

・その結論に至ったプロセスを教えてくれる?
・どうしてそう考えたの?
・どうしてそう思ったの?

明らかに「方向性がずれている」「間違っている」と捉えた場合は
アイ・メッセージでフィードバックしましょう!

「私だったら〇〇と考えるけど、どう思う?」

指示・命令ではなく上司の考えをアイ・メッセージで伝えて再度
部下に考えさせます。

このやりとりが部下の成長を支援する関わり方です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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