髪をケアする大切さ。
特に小洒落た家庭に育ったわけでもなく、
自分自身が生粋の「センス人間」だとも思っていない。
だけど、オシャレ業界と呼ばれる美容師という仕事に就いて、
「髪をケアすること」が、結局何に繋がっているのか?
という本質を考える様になってきた。
髪をキレイにすることで、私は何を与え、何を生み出したいのか?
上手くいい感じのコトバが思いつかない、
結局はありきたりなコトバで表現すると、
心を変える
ということ。
あーーー、フッツーーーーーーのこと言ってる。
ボキャブラリーはどうやって増えていくのか
ダレカオシエテクダサイ。
一般的に言うと、美容室に行く理由は
「髪が伸びたから」
「ダメージが気になるから」
「染め直したいから」
これが主要な理由。もちろん目的はそこにあるし、
深いところまで考えて美容室にくる人は少ないと思う。
けれど、私はこの職業を「仕事」としている以上、
「誰の?何の為に?」をしばしば考える癖がある。
本質的な目的が無いと、
だんだんと作業になっていってしまうからだ。
(安くない料金をいただいている以上、作業員美容師にはなりたくない)
髪を切るとスッキリする。
髪を洗うとスッキリする。
「スッキリ」
心に変化が出ているのは明らかである。
髪型を創っているのはもちろんなのだが、
結局、心を整えている。
人の「気」を整える。
つまりは、髪を整えること、ケアすることは、
「心を整えること」
何をするにも、結局「心」大切ですからね。
ちなみに、NY時代もお客様に言われたことがある。
「あなたにカラーしてもらった後は、ポジティブになるし、
頑張ろうって思うの」
最高の褒め言葉だったんですよね。
涙出そう(出てない)
元を辿れば、自分が美容師になった理由がそこにある。
おしゃれなデザインを創りたい、
流行りのデザインを生み出したい、
自分がオシャレになりたい。
そんな願いもあったけど、
そんなことが本質ではなく、
自分が美容師をする根本的な理由、使命は、
「人の心を変えたい」
なのである。
(なんかクサイコトバの連続だけど)
髪を変えることで、心が変わる。
心が変われば、周りが変わる。
プラスの連鎖が続いていくのです、きっと。
人生も時には変わっちゃうんですよね。
(実はこれ、高校の時に自分が経験したから)
「あ、この人、ちょっと想いが重いな、クサすぎ熱すぎw」
と思った方はゴメンナサイ笑。
私の椅子には座らないでくださいね!笑
ま、そんなこんなですが、
髪をキレイにするには
技術、知識、経験はもちろん必要。
だから、全てのアップデートを常日頃からしておかなくてはならないし、
髪だけじゃなくて、その他のセンス感覚も磨いておきたいところ。
ちょっと人生の軌道を変えたい人は
「髪」、キレイにしましょうね。
きっと良い未来に繋がるはず。
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