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【オススメ本】NPO法人Mielka監修『もう迷わない どの政党に投票すればいいか決められる本』ワニブックス、2023

投票に迷った際には、4P、すなわち

・Party(支持政党)

・Policy(政策争点)

・Personality(人柄等候補者の属性)

・Performance(過去の業績)

を注目すること、というメッセージは分かりやすくて良いですね。

一方で、OECDの調査によれば、日本の閣僚の平均年齢は62.4歳でOECDの中で最高齢であることが指摘されている「政治家の高齢化」も著しい。

もとより閣僚は能力や資質よりも基本的に当選回数や派閥の力学(推薦)で選ばれることがその主因であるが、そもそも政治家が職業選択の一つになる時代がこないと、この傾向は変わらないでしょう。

その意味で、この本の監修を務めたMielkaは若者の団体(小職も京都で過去に何度かコラボしたことがあります)であり、その若者の視点から作成(刊行)された意義は大きいかと。

若者の主権者学習にぜひ活用してもらいたい一冊ですね。

(出版社URL)
https://www.wani.co.jp/sp/event.php?id=7920&fbclid=IwAR2eqX6NIwp7H91-yrkcSzi_yWmsliqoqDoZZCVfiV4y6cjZtlHrdtJs3wg

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