2022ファジアーノ岡山にフォーカス4 「チーム編成進捗分析Part2」
1、チーム編成進捗図
2、ゴールキーパー(GK)
進捗度(GK):70%
前回から進展なく、梅田 透吾と更新できるかどうか。それとも交渉が決裂し、他クラブの選手からレンタルもしくは、完全移籍での獲得を目指していくのか。レンタルを延長できるのが理想。本当は、完全移籍が理想だが、清水でGKとして、清水を代表するGKとなる可能性を秘めた選手ですし、清水から多くの選手が、岡山に来てくれている事を考えると、なかなか完全移籍は、難しいかなという部分は、少なからず感じる。
3、ディフェンダー(DF)
進捗度(DF):80%
安部 崇士と更新できるかどうか、SBの増谷 幸祐と下口 稚葉の所にSBの補強があるかどうか。ほぼ陣容が固まったと言っても良い。ただ、3バックを採用する上では、少しCBの人数が安部 崇士と更新できても手薄で、来季も4バックを軸に戦って行くのではないかと感じる。ただ、可能性も0でなくてもチーム強化の観点から3バックをスタートから採用する可能性もある。主戦場の左SBとCBもできる本山 遥選手をキーとした可変式システムの採用を含めて、開幕に向けての残り期間でも補強する可能性も残されている。
4、ミッドフィルダー(MF)
進捗度(MF):90%
結果的に最終節の最適格の中盤が丸ごと入れ替わった形となった。チームの骨格となる筈の中盤が丸ごと入れ替わる影響は計り知れない。石毛 秀樹でラストピースが埋まったと思われたが、結果的に解散した中盤の再構築が、序盤の浮き沈みを左右する。CHに関しては、盤石の陣容と言って差し支えない。中盤の形は、年間として色々と試せる(試す必要がある)陣容が、ここまでは揃った。後は、ここに対してより盤石にするのか、それとも修正可能な余地を残すのか。
5、フォワード(FW)
進捗度(FW):90%
ミッチェル・デューク、ハン・イグゥオン、チアゴ・アウベスの違いを生み出せるスペシャルな選手が揃い、残りの選手も軒並み更新。後は、イ・ヨンジェと更新できれば、FWも盤石の陣容となる。陣容としては、ほぼ確定したと考えられるが、複数のポジションでプレーできる選手を、戦い方によって、こちらで起用する可能性もある。また、前線の形もタイプの違う選手をバランスよく整える事に成功している。
6、チーム編成進捗分析
予想されるオプション
進捗度(総合):85%
2021シーズンの主軸選手での未更新選手は、梅田 透吾、安部 崇士、イ・ヨンジェの3選手を残すのみとなった。この3選手と更新できれば、大幅なメンバー変更の不確定要素が多く気になること以外は、100点満点に近いストーブリーグと言える。そして、HG該当選手であるユン・ヨンヒョンと期限付きレンタル中のデューク・カルロスの2選手の去就が、どうなるか。A契約人数の制限を免除される選手であり、岡山で育てて行くのか、それとも期限付き移籍で、再び経験を積ませて、カップ戦と同時並行戦いへの準備をしていくのか。
1月8日の新加入会見に向けて、ラストスパートを切る事となる。編成も交渉も大詰め。期限付き移籍の延長や完全移籍、そして、出場できない可能性が高い中での、更新を勝ち取る事ができるのか。ストーブリーグも最後まで見逃せない。
次回からは、戦力分析か、総括の進行具合を見て、選手やクラブにフォーカスを当てて行く記事も考えています。最後まで読んで下さり有難うございました。
文章・図=杉野 雅昭
text・picture=Masaaki Sugino
読んで欲しい試合レビュー
2021ファジアーノ岡山にフォーカス46 J2:第42節:ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千葉 「有難う有馬さん、有難う椎名さん、有難うファジ」
URL:https://note.com/suginote/n/n511a1b501907
読んで欲しいまとめ
2022ファジアーノ岡山 にフォーカス2
「木山隆之新監督についての情報まとめ」
URL:https://note.com/suginote/n/na7a6e0f1028c
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