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「ようこそ、ようこそ」


今年の春はいつまでも寒い、と思っていたら去年も10日に雪が降っていた。
ここ赤城山麓の春は、春特有の低気圧のうごきで、雨の次の日は赤城おろしの強風、そして次の日はポカポカ陽気、また雨になり、赤城おろしが吹く。この繰り返しで若葉の季節を迎えるのだ。上州人の気質や語気の荒さはこんな風土も関係しているのかもしれない。
そんな春、風に種が飛ばされぬようにしながら種をまいた。草と薄く土を削り取り、鍬で浅く溝を切って種をおろす。
野菜が育つ様子、味や匂い、食べてる自分や喜んでくれるお客様。そんな様子を想い描いて畑に立つ。子供農園ではいつも、種をまいて土をかけたら「大きくなあれ、おいしくなあれって土をトントンするんだよ」と言っている。
これは種蒔きする時にとても大切、もちろん大人も。芽の出方も違ってくると思っている。だから、畑仕事はたのしくワイワイするのも良いが、種まきの時は種と土とお話ししながらしたい。背中に陽射しと風を感じて。

さあ、芽が出てきたよ。「よく来たね、ようこそ、ようこそ」

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小松菜

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チンゲン菜

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大根

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春菊

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竹渕進 Susumu Takebuchi
1958年群馬県東吾妻町生まれ。
花園大学仏教学科禅学専攻。上智社会福祉専門学校児童指導員科。
31歳で群馬県倉渕町に就農する。
2018年から赤城山麓に農園を移して百姓継続中。
やまの子ども農園の先生もやってます。

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すぎな農園
前橋富士見町で平飼い養鶏と自然農で、野菜と穀物を栽培しているすぎな農園です。すぎなは畑の嫌われもの。でも、すぎなは、珪酸をはじめ、多くの薬効ある成分を、地中深くから地表に運んでくれているのです。
“かえりみられなかったもののなかに宝はある”「すぎな農園」という名前には、そんな思いが込められています。
たまごは、ひよこからお米を中心としたエサで育てたニワトリが産んだ平飼いたまご。 耕さない畑で、農薬や化学肥料を使わずに季節の野菜を栽培しています。
お問い合わせは suginanoen@gmail.com竹渕 まで。
これまでのブログもぜひ読んでみてください。https://plaza.rakuten.co.jp/suginanouen/diary/201611190000/

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