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母校の大学図書館が最高の執筆環境かもしれない。母校利用のススメ

私は今、この記事を母校の大学図書館で書いている。

私の母校は、申請すれば卒業生でも図書館を無料で利用できる。本の閲覧だけでなく貸出もOKで、さらには一部の自習室の利用もできるとのことで、本当に「ありがとうございます」の一言である。

色々と説明している私だが、卒業後の利用は今日が初めてである。

母校の図書館を使おうと思ったきっかけ

母校には、年に一度サークルのOB会で顔を出す機会があったが、それ以外は全くと言っていいほど行くことはなかった。
そもそも職場からも家からも遠かったため、母校の図書館を使うということは考えたことすらなかった。

しかもサークルのOB会はコロナ禍を経て行われなくなったため、もはや母校に行くことなど今後の人生で片手で数えるほどしかないのではないかと思っていた。

しかし、こうしてnoteを通じて物を書くという習慣を始めると
「落ち着いた作業スペースが欲しい」と切実に思うようになった。

家の近くで大規模な建設工事をしている関係で、私の部屋は時折地震のように小刻みに揺れる。到底、集中して作業などできない。

私の地元の図書館は、持ち込みPCを使えるスペースがかなり少なく、利用時間も最長3時間と決められている。
近場のカフェやファストフード店は、コンセントがなかったり席が狭かったりなどで落ち着いて集中しにくいなどと感じることがあった(そうは言ってもこれらの施設にはいつも非常に助けられている)

そんな中「大学の図書館ってものすごく恵まれた環境だったんだなぁ」と、そのありがたみを噛みしめていたところ

「……あれ?卒業生って確か図書館使えるんじゃなかった??」
と、まさに降ってきた。

急いでWEBサイトで確認してみると
「卒業証明書と身分証を提出すれば利用カードを作れます」との記載が。
「またあの素晴らしい環境を使える」と思うと嬉しくてたまらなかった。

懐かしのキャンパスを散歩し、図書館カードを作る

GW中ということもあり心配だったが
本日は図書館が開いているということだったのでやってきた。

駅に着くなり懐かしの中華料理店で昼食をとり
晴天の中、キャンパスを散歩した。五月の木々の緑に目を奪われながら、講義に向かう学生たちよりもゆっくりと歩いた。ふと、当時流行っていたGReeeeNの曲や友人たちとのバカ話を思い出した。
「あぁ、ここで4年間を過ごせた自分は恵まれていたんだな」と改めて嚙みしめていた。

そして教務部で卒業証明書をもらい、図書館に向かったのだが
驚いたことに図書館は大規模リニューアルされていた。
率直に「なんだこの新しい建物は」と思った。
卒業して10年以上経つのだから建て替えもあるか。

エントランスに入り、受付の方に「卒業生で利用したい」旨を伝え
何枚か申請書に必要事項の記載をし、利用カードをゲットした。

館内が非常にモダンなつくりになっており、蔵書の数も当時とは比にならない。
「私の知ってる図書館じゃない」と思った。

今の学生さんたちいいな。
「こんな環境を自由に使えるってすごくすごく幸せなことなんだよ」
と思わず叫びたくなった。

自習スペース多いって素晴らしい

私は書籍の利用ではなく、自習スペースの利用がメインになるかなと考えている。

今私が座っている席は、ブース席のような形で仕切られており、コンセントが一口ある。

私の今いるブース席だけではなく、集団利用の自習スペースもあり
完全一人用の席、ソファ席などもあった。

私の経験上、自治体の図書館などは本の閲覧が可能な席は多いが
「自習不可」「PC不可」というスペースが多く、PC作業ができる席は意外と少ない印象である。

そのため
「どこでも自習していいよ」
「どこでもPC使っていいよ」

と言ってくれる大学図書館は、私にとって心のオアシスになりそうだ。

付け加えると私は、試験期間中の利用は控えようと思う。
そういう時期は学生さんに優先的に使ってほしいためだ。

往復の交通費はあまり安くはないが
これはたまの贅沢な休日にもってこいだなと感じた。有意義な時間に使えると考えれば安いものだ。
今度はあの立ち食い蕎麦屋に行こう。

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