【読書記録】ディケンズ『クリスマス・カロル』(村岡花子訳 新潮社) R6/2024/03/21/Thu.

ディケンズ『クリスマス・カロル』(村岡花子訳 新潮社)を読了しました。

これが初ディケンズでした。
すでに映画『アメリカンクリスマスキャロル』で話の大筋を知っていたのですが、それでもこの原作小説は文章の人物・風俗の描写(ユーモアありゾッとする厳しさがあり)がよく、面白く読めました。

要約するとほとんどネタバレになってしまいますが、「守銭奴で冷血な吝嗇家の老人スクルージのもとに過去・現在・未来の幽霊がやってきてさまざまな情景を見せつける」という筋書きです。

社会との繋がりや、他者に対して欠けがちな思いやりや、また翻って自分自身の幸福を考えたときに、普遍的な教訓としてとても良いお話だと思いました。


#読書 #読了 #読書記録 #読書感想文

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,831件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?