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デザインチームと他部門の【関わり方への課題】を解消するためにイベントを主催した話

こんにちは。株式会社助太刀 デザインチームの杉山です。もう今年も3月に突入し、2024年も爆速で時間が経過していますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
助太刀デザインチームでは、初めてデザインチーム主催の社内向けイベントを開催しました。
今回はなんでイベントを開催しようと思ったのかというきっかけと、イベントの内容について書こうと思います。


なぜこのイベントを開催しようと思ったか

デザインチームと他部門の関わり方で課題感を大きく感じていました。

  • 「デザインチームが何やっているのかわからない」という声

  • 「とりあえずバナーだけつくって」の依頼が多い

  • 会社の増床やメンバー増加に伴い他の部門との関わりが減った

などなど、あれ…?デザインチームって何がバリューで何をやっているのか全然他部門に知られていない…?
毎月社内向けにデザインチームの制作物の内容は発表したり、毎週全社向けに朝礼で喋っているのですが、こちらが伝えたい内容は届いていないという事に気づきました。
そこで、全社向けにデザインチームが発揮できるバリューと認知度向上のために説明するイベントを実施したい!と思い取り組みました。

イベント実施までに行ったこと

1.課題の整理→伝えたい内容の検討

きっかけを元に、デザインチーム内で社内のやりとりについての課題感を挙げ、グルーピングすると4つの課題にまとまりました。

【普段やっていることの周知がされていない】【デザイナーのバリューが認知されていない】【相談しづらい】【依頼方法にバラつきがある】

この4つの課題を解決するために、どういった事を伝えるべきか検討し、
説明会+懇親会の2つのパートでイベントを構成することにしました。

課題の整理とグルーピングをfigjamを利用して行いました

2.具体的なアジェンダ、タスクの整理

先ほどの4つの課題を解決するために伝えたい内容を決め、下記の内容でスライドを構成していきました。

1.普段行っている業務の周知
・助太刀という一つのサービスにおけるユーザーのタッチポイント全てに関わっている
・コミュニケーションデザイン、UIUXデザインの2つの領域からなる制作内容

2.デザイナーが発揮できるバリュー
・howだけを行う作業者じゃなくて、デザイナーがwhat/whyの深堀りを行うことでより高い質やゴールにつながる

3.依頼方法や作業フローについて
・先述したwhat/whyの深堀りを行うために課題・背景を重要視して依頼してほしいというお願い
・依頼から納品までの業務フローの再周知

また、イベントを実施するにあたりイベントに関するタスクの棚卸しを行いました。具体的には、

  • 役員への事前共有と許可

  • 事前アンケートの準備

  • キービジュアル作成

  • 懇親会イベントの検討

  • slackでの社員告知

  • 直接のイベント参加勧誘

  • スライド作成

などを行い準備を進めました。

こんな感じで告知をして、助太刀メンバーや社長・役員陣からもslackスタンプでたくさんの反応いただきました🔥

また「親しみやすさ」への課題については、デザインチームの体制・メンバーそれぞれの制作物の紹介や懇親会パートにて解消できればと思いイベント全体を構成しました。

懇親会パートでは自分が参加してくれた人に飲み物を振る舞いたい!という個人的な欲望があったので、ドリンクや資材の手配、メニュー表の作成などを行いました。

メニュー表やドリンクを手配してました

イベント本番

そして当日…。イベントの勉強会パートではCSや総研チーム、開発、PSなど様々なチームや、なんとCAOにも参加いただき総勢30名弱の方に集まっていただき大盛況でした🔥

当日発表のスライドはこちら

チームメンバーがそれぞれ過去の制作実績や制作フローを説明しました
当日はアライアンスチームなど様々なメンバーからの質疑応答も…!

質疑応答コーナーも、人生で一番感銘を受けたデザインは?スランプになったらどうする?など参加者から様々な質問が上がり頑張って回答しました🔥(普段非デザイナーがデザイナーに対してどう思っているかなど、自分にはない視点の質問だったので新鮮でした)

後半の懇親会パートでは、デザインチームから参加者におそろいエプロンでオリジナルドリンクを振る舞いました🍺

おそろいエプロンでドリンクを振る舞い、デザインチームとその他チームで交流を深めました🔥

振り返りとこれから

「DESIGN TEAM NIGHT」後、参加アンケートを実施しました。
参加してみていかがでしたか?という質問では、"満足した"が33.3%で"大変満足した"が66.7%と非常に高評価を頂きました。

また、その他コメントでもたくさんうれしいお言葉をいただきました!
そもそもデザインがUIUXデザインとコミュニケーションデザインで領域が違うというデザイナーからしたら当たり前の部分とかもしっかりとお伝えできてよかったかなと思います。

今回の目的であった4つの課題感【普段やっていることの周知がされていない】【デザイナーのバリューが認知されていない】【相談しづらい】【依頼方法にバラつきがある】に関して、コメントを拝見したり懇親会の様子である程度は解消できたのではないかなと感じおります。

また、その他要望としては「つくっている様子が見てみたい」「UIUXについての困りごとなど聞きたい」などのご意見も頂いたので、社内向けにこまめに情報発信なども続けていけたらと思います!

今回のイベントは自分発案ではありますが、50枚以上に及ぶわかりやすいスライドやかっこいいキービジュアル、スムーズな全体進行などデザインチームの4名がそれぞれ活躍でき、チームメンバー内のモメンタム形成にもなったなとしみじみ思います。
課題感がすべて完全に解消出来たわけではないですが、今回のスライドで作成したデザイナーのバリューが共通言語として活用できているので引き続きこういった活動は行っていきたいと思います。

最後に

助太刀ではUIUXデザイナー・コミュニケーションデザイナーを募集しています。
助太刀のデザインチームでは、アウトプットを出すだけではなく、会社全体組織の巻き込みやデザイン組織自体の構築などにも幅広く関われるチームです。また、転職の有無関わらず気になる方はぜひ一度お話しましょう!X、カジュアル面談で待ってます!(@sugiyama_skdc)


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