見出し画像

幕末の志士達が集まった場所〜山城屋酒造のルーツ〜

いきなり創業400年の酒蔵代表になった元普通の主婦、宮崎朋香です。
急死した弟が必死で復活させた酒を守るため、山口県山口市の商店街の酒蔵で代表をしています。

noteでは、いきなり社長にならざるをえなかった時のドタバタした話や、お酒造りの話、山口のいいところ、趣味の話などを書いていきます。

今回は、昔幕末の志士達が集まった場所が近所にあり山城屋酒造のルーツの話です。

かつて、豪商であった安部家の本陣がうちの近所にあります。
江戸時代に本家安部、山城屋安部、醤油安部に分かれ山城屋安部は、お茶製造、酒造をしていました。
山城屋安部が山城屋酒造株式会社へと受け継がれています。

幕末の頃
小松帯刀、西郷隆盛、大久保利通らが山口に来たとき安部家の本陣に泊まったそうです。

現在は、石碑しか残っていません


現在、本陣の前にかかっている安部橋


安部橋を上ると、安部家の離れとして枕流亭があり(現在は香山公園内に移築)
枕流亭の由来は、市内を流れる一の坂川の流れをのぞむ川のほとりにあった事から、そう呼ばれました。

香山公園内にある枕流亭

こちらでも西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀らが宿泊し、薩長連合の密談を重ね江戸幕府を倒すための連合討幕軍軍の結成が誓われました。

幕末に思いを馳せ
一の坂川をみながら酒も酌み交わしたのであろうと思うと浪漫が広がりますね。
江戸時代1611年から続く、歴史のある山城屋酒造のお酒を飲みながら散策してみるのもいいかもっ

一の坂川の桜も、綺麗に咲いています。

女性が気軽に日本酒を飲むきっかけをつくりたい!と、 山口テロワールを大事に田植えから酒造りをしています。

山口の豊かな自然の中で育んだ米と水をつかい、山口県産にこだわった日本酒を造っています。山城屋のお酒があなたの笑顔のきっかけになりますように。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?