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人々

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Tetugakuyaで出会った様々な人々
運営しているクリエイター

#お客様

コロナだしね、ペストマスク。

来店してくださるお客様が増えても、なるべくお客様の顔を忘れないよう努力している。元々、人を覚えている方だから、一度しか来店されたことがない人とのやりとりも覚えていることが多い。 2度、3度もご来店されたなら、「お久しぶりですね。」と、思わず声をかけてしまう。 (ただし、クタクタにくたびれていて、頭が回っていない時もある。) そんな風に、来店してくださるお客様の一人に、仮装が趣味だという人がいた。 コロナウイルスのために、仮装イベントは、軒並み中止となり、仮装する機会が

なタ書の藤井さん

(2018.12.01頃) ヒョロヌボーと独特の登場の仕方をする 藤井さん。 彼は、高松で「なタ書」という予約制の本屋さんを営んでいます。 もともと編集者だったらしく、いまも編集のお仕事もされているのかもしれませんが、Twitterなどで絡むと、藤井さん頭どうかしちゃったのかな?という返しも多いパンチの効いた人物。 私がカメラを構えてみると、突然本を読み始める藤井さん。 辛抱強く待てども、待てども、ポージングを崩さない。 「このままだと渋カッコ良い絵になってしまうの

巧みな話術 高松千春さん

2018年11月26日の事 嵐のようにやって来た 高松千春 さん コンサート続きで少々お疲れモード(?)な様子にも関わらず、彼の話術に持っていかれる店内。 何故かここで「私だって負けるわけにはいかない!」と応戦モードに。 「もう喋りがさすが!すごいわ!」の流れが、どういうわけなのか、瞬きほどのスピードで「ハゲてるんや!!」の話にすり替えられる・・・。 そして嵐のように去っていかれるのであった。

第三の目

麦わら帽子の「第三の目」と視線が合ってしまう。 うちの変わり種のコーヒー「エミールまたは珈琲について」をご注文の 球体人形作家 丸木戸沙怒子ちゃん。 「美味しい!舌の上でヤイヤイヤイという感じ。奥歯とお友達になれそう」という感想を頂きました。 沙怒子ちゃんらしい感想が嬉しい。 連れ歩いている作品は、「高松の峰山に生息してそうな」イメージで、「根児(ねこ)」と言うそうです。

自転車屋さんはカメラマン

(2018.09.06 FBの記事の転載です) 「無名の人々がコツコツ創って来た何かがあると思う・・・。」   そう言う澤井さんは、Tetugakuyaの隣で自転車屋さんをやっているが、実はカメラマンでもある。 知人や友人のカメラマンが撮影した写真を澤井さんの視点でセレクトし、ギャラリーで展示している。 撮影者本人のセレクトではなく、あえて澤井さんが選択する写真がギャラリーに並ぶというところに、ユニークな作意が生まれる。 ギャラリーは、自転車屋の一角にある。   団塊

音楽の妖精現る

(2018年8月19日の事です) 8月19日国内の鍵盤ハーモニカを牽引する南川さんとトイピアノ界を牽引するKeipyanの奇跡のコラボでした。 南川さんは、演奏家でもあり、鍵盤ハーモニカの論文、楽器開発助言、メーカー主催の講演会などを行われている鍵盤ハーモニカ界のスーパーアイドルです。 別名ピアノニマスさん 東京や大阪まで行かなければ受けられないワークショップがTetugakuyaで実現することとなりました。 まるでアコーディオンのようなゴージャスな響きを奏でる鍵盤

海図

(2018.07.26記事の転載) 先日、美術家のカミイケ タクヤ (Takuya Kamiike)さんのアトリエへお邪魔しました。 カミイケさんは、いつもニコニコしている・・・。 その圧倒的なニコニコに、じわじわと押されてゆき、時折、私は急に恥ずかしくなり「な・・・なんですか?!その顔は!」とツッコミを入れてしまうが、普段は、彼の方がツッコミ上手だ。 アトリエは、傍目からするとよく分からないモノも多くあり秘密基地のようだ。 「舞台裏」という名の舞台みたいだな、と

ドストエフスキー地下室のラプソディ

(2018.07.19の記事の転載です) 当店金庫室での演劇3日公演「地下室のラプソディ」が無事閉幕しました。 演者である桐子さんとカウンターを通してお話をして構想を伺い、また、構想の段階でも、どんどんと変化して行きました。 リハーサルと本番も違いました。 3日間の公演の全てが一回として全く同じものではありませんでした。 日々変化し生成されて行く、その都度内側から溢れ発せられるような全力さと真剣さが、二度と繰り返されない一瞬であり、その時はそうでなければならなかっ

國分功一郎さんをお迎えして

(2018.07.03の記事の転載です) 7月に入り、もう間もなく開催ですが、急ピッチでようやくフライヤーらしきものを作りました。 20日(金)18:00~20:00 Tetugakuyaにてアットホームな感じで、國分さんを囲んでお茶をしながら、哲学についてお話ししましょう。 詳しくはフライヤーをご覧ください。 (あらかじめお知らせ) 翌21日(土)は、國分さんは香川大学でも講演されるため、これに私もお手伝いで参ります。 司会進行に中俣 保志さん 私も対談者として、

Keipyanの音楽会

(2018.06.27の記事の転載です) けいこちゃんは、まさに純真な心で音楽を愛し、探究心を失わず、先入観よりもまず、目の前に面白そうなものがあれば、音を熱心に聴いてみる。 音そのものの持つ美しさや個性にも敏感だ。 トイピアノも海外から取り寄せたアンティーク物もから、千円以内で買ったというものまで。 全ての鍵盤のタッチが異なっているので、正直言ってこれだけの鍵盤楽器を次々に弾きこなすことは難しいと思った。 それでも、慣れた様子で右手、左手、右足、左足で、自由

「演劇とは何か」

(2018.06.21の記事の転載です) 桐子カヲルさんは、私たちが「演劇」と言われたときに思い浮かべるものとは違うスタイルで演劇を提供しようとする演者のようだ。 のようだ・・・と言うのも、私は、まだ彼女の舞台を一度も見たことがない。 今日は、偶然にも桐子さんと戯曲作家さんがTetugakuyaで一緒になり、演劇の歴史から始まり非常に深い「演劇論」が展開されていた。 「演劇とは何か?」その本質を、桐子さんはどう考えるのか。 桐子さんの演劇は台詞が少ないらしい。 それと言

フォトグラファーのステイトメント

フォトグラファーのShunsuke Oshimaさんが撮影してくださった私です。 現像もご自分でされています。 色調そのものが作品に影響するからでしょう。 最初、透明感や柔らかさを表現したいと現像されたのは、カラー写真だった。 しかし、何色にも染まらないイメージを表現してモノクロームのものがしっくりきたと言う。 Oshimaさんは、K-Lovers Photographersのメンバーで、写真家所幸則氏に師事している。 お話を聞くと、写真に対してのストイックさに

トイピアニスト Keipyan

(2018.06.08記事の転載です) 今月24日のイヴェントの主役であるKeipyanの猿に惚れ込んでしまった今日。 時折、大猿シンバルンに理不尽に顔面をしばかれる子猿シンバルンが衝撃的すぎて、思わず笑ってしまう。 しばかれた衝撃と反動で、仕方なくシンバルを打つ小猿の健気さも何とも言い難い・・・。 もちろん、猿たちもKeipyanの楽器の一つ。 Keipyanの演奏は、目で見ても楽しめる。 音が奏でられるならば、それは楽器であると言えるのではないか・・・?

讃岐うどんの顔

(2018.06.03記事の転載です) お手元の物は、脳みそではなくうどんです(念のため) うどん玉を手に真顔な長尾さん。 近々、6月14日(木)NHKBSプレミアム「コレマジ?さぬきうどん伝説」午後4時ー5時にご出演との事です。 うどん巡礼最先端を行く人として、以前からお噂はかねがねだった長尾さん。 私もうどんは、大好きで、学生の頃は週5でうどんを食べていたこともありました。 おそらく、うどん玉と写真でコラボするTetugakuyaは後にも先にも絶対ないで