「俺たちの時代は」って人々はよく言うけれど。
「俺たちの時代は〜だった」
日本に生きてる人であれば絶対聞くこの言葉。
僕自身も何度も聞いたことがあるし、既に何回か言ったことがある。
ふと疑問に思った。
時代の流れが変わる中で昔と比較するのはフェアじゃないのではないか、比較する必要もないのではないか、と。
毎日、毎週、毎月、毎年。
少しずつの変化があるから、社会は、世の中は、行く当てもなくどこかへ進む。
進んでいるはずなのに、わかっているはずなのに、昔と比較してしまうこと。
あんまり得策ではない気がする。
社会を良くしたいと一個人で想うのは傲慢な気もするし、向こう見ずで無知のようにも思える。
しかしその一方で、少なからず自分自身と自分自身の周りの暮らしは良くしたいし、想いは大切にしているつもりだ。
だからこそ、「俺たちの時代は〜だった」
と、過去に囚われず、過去に変なプライドを持たず、寛容で豪快な人間でありたい。
10年後はどうなっているだろうか。
どうなれているだろうか。
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