見出し画像

転職面接「一番大変だった経験」にどう答えるか

転職面接で絶対に聞かれる質問、それは「これまでのキャリアで一番大変だった経験を教えてください」です。

なぜこの質問を聞くかというと「(面接官が)聞きやすくて、候補者のことがよくわかる」質問だからです。

当たり前ですが、きちんと準備していかないと、咄嗟には答えられない質問です。そして準備をしていくにも【コツ】があります。

そのコツとは、大変だった経験を基に「何」を学んで、「どう」生かしてきたか、これから生かしていくのかまで言及することです。

大変だったことだけ、話したのではもったいないです。そして大変だったことだけ話すとしばしば「愚痴」に聞こえてしまいます。ですが、「大変だったこと」から、学んだこと、そしてそれをきっかけに心がけていること、これから心がけたいことまで説明できると確実に印象が良くなります。

例えば、
「経験のないプロジェクトに任命されて、自分で一から手順を確認し、主体的に動かなくてはならなかった」

「経験のないプロジェクトに任命され、自分で一から手順を確認し、主体的に動くことが求められた。そこでこれはチャンスだと思い、社内では経験者がいなかったので、他社の担当者に相談に行ったり、役所に確認に行って、自分でマニュアルを作成した。その結果、未経験の案件に対しても、対応できるという自信がつき、さまざまなプロジェクトに積極的に参加できるようになった」など。

あなたの経験を聞いて、面接官が何を感じるか、面接官に任せきりにしない。面接官に何を感じて欲しいのかという部分まで、誘導する。これが面接時に必要な配慮なのです。

本日のまとめ:「大変だった話」に終わらせない。そこから学んだこと、今に生かしていることまで落とし込む。面接官の印象をあなた自身が誘導しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?