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note航海記 2019年2月前半編

noteで出会った素敵なものを記録していく試み、第2回目です。

対象は私が2/1(金)~2/14(木)に読んだnoteです。企画の趣旨ピックアップの基準記事を取り下げて欲しい方へのお願いなど、詳しくは初回冒頭をご覧いただけると助かります♪

※この記事は約11,000字です(ピックアップ23記事)
※◆→2019年の記事 ◇→2018年以前の記事 です!
※こちらの記事、以前間違えて公開したものです。その節は大変失礼致しました。
※2/28 投稿日に飛ばなかった通知が、微修正の更新で飛んだようです。


◆前回からの変更点
・1月分が長くなりすぎたので、2月は前半後半にわけてみました。しかし前回より長くなった。何故だ。すみません。1万字超えてるのでお時間ある時ご覧ください。

通知の解放。前回は恥ずかしくてこっそりやっていましたが、「今いる人を推せるうちに推すと言いながら通知を伏せるのは違うかも」と思い直し、今回から試験的に記事の埋め込みをしています。埋め込んだら冒頭が読めますしね。※有料記事は読めないのでテキストリンクのままです。

・新たに導入された見出し機能を使っています。読みたい記事にピンポイントで飛べます! デフォルト表示が10件までなので、「すべて表示」をクリックしてご覧ください。

順不同。前回は日付順に並べていたのですが、今回はふわっとした自分内グルーピングのもと投稿を並べてます。


◆お読みくださる方へ
ぜひ1つでも2つでも興味を惹かれた記事に飛び、そちらでスキやコメントをして頂けると嬉しいです。

ルイーダの酒場のように、冒険者同士の交流が生まれたらいいなーと。「出会いと別れの酒場」に例えるのはちょっとあれですけど笑、そこから長い戦友関係がはじまるのも、旅先での忘れがたい一期一会が生まれるのも、どちらも素敵だなと思うので。

......と言いつつそもそもの趣旨が「自分用の覚え書き」なので、紹介要素が手薄くなること多々あります。その点申し訳ありません!

以下、航海記本文です♪


マガジンをテーマ別に整理してみた|ぽこねん

※ちなみにnoteの「マガジン」本来の醍醐味は、「他の方の記事も入れることができる」というところにあると思っているけれど、今回はまず、「とっちらかり過ぎている自分の記事を整理する」という目的だけにフォーカスすることにした。

とりあえず今回の整理で重視したのは、はじめてわたしのページを訪れ、「育児関連記事だけが読みたい」「食べもの関連記事だけが読みたい」「よく読まれた記事だけが読みたい」みたいな特定ジャンルだけを読みたい方が、そのマガジンに行くことで、ストレスなく関連テーマにたどりつける、というところである。

ところで過去のnoteをこの中に分類してゆくという地味な作業をするなかで、期せずしてこの3年ほどを駆け足で振り返ることになった。

マガジンの醍醐味がなんと鮮やかに。マガジン好きなので、こういうお話見てるだけで嬉しくなっちゃう。笑

あんまり「マガジンのフォロー」って表立って語られないけど、興味あるテーマをピンポイントに読めるのですごく良いですよ。マガジン作ってない方はぜひ作ってみてください。まずは未公開マガジンからでも! 未公開マガジンなら、他の方の記事を収めても通知は行きません。

※ぽこねんさんのマガジン、以下が面白かったです! こちらはたけのこさんの紹介により知りました。


【note版】ノート・マガジン・有料・無料、その関係を図解でまとめます|うらべっち

上からの流れで、note図解解説を。100円設定されてますが投げ銭式の実質無料記事です。

⎯⎯⎯という説明が「??」な人には特におすすめ。QOnL(クオリティオブnoteライフ)が上がること請け合いの良記事です。私、これ読んだおかげでnoteのシステム随分把握できたと思う。

かなり以前に読んだ記事(2017年の3月にこの記事買ってる)なので航海記の趣旨とはズレてしまうのですが、ほんとに良い解説だと思うのでこの機会にサルベージしました。


にんじんを、どうぞ。|有賀 薫

最大のポイントはきっと、にんじんだけを料理して、にんじんだけを食べる、ということ。にんじんはカレー、シチュー、サラダ、やきそば、野菜炒め…どんな料理にも入っているけれど、主役として食べられることは少ない。いつも脇役なのだ。

このスープでは、作るときも食べるときも、にんじんのことしか考えない。にんじんと向き合って、にんじんに集中する。自然ににんじんの魅力が見えてくるんだろう。

有賀さんには極めてめずらしく、アイキャッチがイラスト…!

にんじん、彩りとして超絶重宝するけど、たしかににんじんだけ食べるってあんまりないかも…! にんじんしりしり、にんじんグラッセくらい? というかたとえ主役級の素材でも、「対象のことしか考えず、対象に向き合い集中する」という経験も思考がなかったかも!


盆栽は難しくない。たぶん、きっと。|間詰ちひろ

ここのところ気になっていた盆栽のワークショップに参加した。盆栽と呼ばれている生き物達を我が家に迎える覚悟を決めたのだ。

もともと、実家には盆栽がたくさんあって、身近な存在だった。またそれとは別に「散髪は盆栽の剪定に似ている」と思ったことから、盆栽に対しての興味が少しずつ増えていもいた。

盆栽が趣味の王子様の物語を思い出し、ちょっと懐かしくなりました。婚約者に逃げられたショックのあまり枝を切り落として叫ぶシーンがあるのです。笑

記事は、はじめての盆栽についてのとても丁寧な説明です。「盆栽と呼ばれている生き物達を我が家に迎える覚悟」「散髪は盆栽の剪定に似ている」という表現が面白い!


橋本治のこと|槙野さやか

論理と情緒は両立するというのが今に至るまで揺らいだことのない私の信念なのだけれど、それは橋本治の本をやたらと読んだせいだと思う。論理をきっちり詰めてきたかと思えば突然情緒でものを言う。情緒で扱うべき領域と論理で扱うべき領域をみごとに腑分けして、「でもそれ両方使ってもの言うのが当たり前でしょ」とばかりに平気で並べてしまう。
(--)
私の「橋本治」はあの大量の著作である。だから著者が世を去ってもきっと支障はない。

橋本治追悼記事。自分を育てた著作家が亡くなる、という経験を、私はまだしていないのだけど、その日はいつか必ず来る。最後の二文に泣きそうになる。


◆橋本治キャンペーンシリーズ|三宅香帆

2019.2.5 絶賛・橋本治キャンペーン開催中
2019.2.6 参照されないものは…
2019.2.8 おとこのこのざいあくかん
2019.2.12 愛情の代用品としての宗教
2019.2.13 誇りと諦め
2019.2.14 花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(うーんおいしくなさそう)

「好きになる」ということは、「その対象から助けてもらう」ということで、自分以外のものに頭を下げることも必要です。(p30)

これ好き。いい言葉だと思う。好きになるって、助けてもらうのを許すことだ。たしかに。プライドと好きになることってある意味反対のものなのかもしれない。

買い切りマガジン記事。橋本治キャンペーンシリーズをここでまとめて。特におすすめなのは「愛情の代用品としての宗教」と「誇りと諦め」です!

三宅さんの文章って、「読ませる力がある」というより「読んじゃう」感じ。(いや、それこそが読ませる力、なんだろうけど)ふんふんとおしゃべりのような一人言を聞いてるうちにえ、こんなに読んじゃったの!? ってびっくりする感じ。cakesの連載も好きなのですが、この読書日記は更に好き。そして感染力のある文体なので実は要注意、でもある。笑


世の中の本屋がアマゾンだけになったらマジ困る。|ヒラタ

私の街にはもう街の本屋はない。私があんまり行かなかったからか。もっと行けば良かったのか。

大切な本とは出会い方も私には大事だ。今日は本屋に行こうって決める、本屋に足を運ぶ、棚から本を手に取る、店主から本を受け取る、本を自宅まで運ぶ。全部、全部、大好きな本を開くまでのプロローグだ。

だから世の中の本屋がアマゾンだけになったら私は本当に困る。て言うよりもすごく嫌だ!

天牛書店がつぶれたことをこのnoteで知りました。「街の本屋さん」がなくなるの切ない。本当に減ったなぁ…物心ついたころからこれまで、自宅から車15分以内の書店が7軒つぶれました。

「書店で買える本はAmazonで買わない」というルールは厳密に守ってるんですけど、私8割方ジュンク堂で買っちゃうんですよね…hontoのマイ本棚に自動登録されるから。ローカル書店でもhontoカードが使えるようになって欲しい。。世の中の本屋がアマゾンだけになったらマジ困る(唱和)


物語は力になる|石田空|

たしかに、なにか大きな事件があったとき、物語はなんの役にも立ちません。
ですが、本当にしんどいときに、「現実だけを見ろ」と言われても「現実がしんどい」のでただ現実だけ見て生きることなんて無理です。
物語は、本当につらい現実を生きるための活力剤なんだと思います。

この記事、前回ピックアップしようとして、どうしてもコメントがまとめられなくて。そう思いたいし、思ってるし、実際物語にどれだけ力もらってきたかしれないし、だから冒頭みたいなこと言われたら怒るけど「現実的」なことを言われると内心怯む自分がいるのです。だから100%はまだ思いきれないのだけど、思いたい、という記事でした。


◆だめな日|あゆず まさき

あるあるあるある、ってなった4コマw
役に立つ度では断然仕事トラブル漫画ですが、共感度でこちらを。

特に①の納得感。これはダメな日の特徴だったのか!! と。「一応選んだのがしっくりこなくて選び直す」をやたら繰り返してしまうんだよなぁ...


◆巨乳Eカップと貧乳Eカップ|ちーちょろす

画像の衝撃。カップが全く同じ(E65)の女性二人が、同じサイズのブラをつけて横に並んでみた写真です。初投稿から繰り返し貧乳Eカップの話をされてるけど、改めてなるほど...。

あと「華奢/巨乳/かわいい」が揃った女の子を「ラノベ出身」って言うのが面白くて好きw ひそかにその言語センスにも注目な下着の魔法使いさんです!

※過去に気合い入った紹介記事を書きました。目次機能により公開時より読みやすくなったのでお立ち寄り頂けると嬉しいです!(力強く宣伝を繰り返すスタイル)


◆私の女友達たちは、女の子と付き合ってる。|ハヤカワ五味

「たまたまってことは、エリカちゃんはパンセクシュアルなのかな?」とあやちゃんが言う。あやちゃんとは、性のあり方や多様性について発信するメディアを運営しているPaletteというLGBTQ+向けのサービス開発をしているハンサムな女の子だ。

「うーん、でも、私はたまたま、リサが好きなだけだからパンセクシュアルだなという自認は無いんだよね。それが自分のアイデンティティだとも思わないし。だから強いて言うなら、リサセクシュアルかなあ?笑」

※パンセクシュアル=セクシュアリティに関係なく、あらゆる人々に恋をしたり、性的願望を抱いたりする人のこと。

照れ屋なリサは顔を覆ってジタバタしている。

一週間と経たずにスキ1300超え。私が取り上げる必要もないのですが、とても良い記事だったので自分用の記録として。

そして、この記事読んで思い出した、ある本の引用を挟みたい。

 私は、多様性(ダイバーシティ)という言葉が嫌いです。この言葉は......異質なものを暗示しているからです。まるで何か......特別なもの、希少なものであるかのように。まるで、女性や有色人種、LGBTのキャラクターにまつまわるストーリーをテレビで語ることが、特異なことであるかのようです。

 だから私は別の言葉を使っています。普通化(ノーマライジング)。私が目指しているのは、テレビの多様性ではなく、普通化なのです。

 ですから、テレビの世界を現実と同じ構成にしています。女性、有色人種、LGBTQの人々は、人口の50%をはるかに超える割合で存在しています。つまり私は、日常とかけ離れたことをしているわけではありません。テレビの世界を「普通(ノーマル)」と同じように見せているのです。

 私はテレビを普通化しています。

 テレビの中では、あらゆる人の仲間(トライプ)がいなければなりません。仲間となるのは、どんな人物でも構いません。自分が共感できる人、自分と似ている人、親近感を持てる人、本物だと感じられる人。テレビをつければ、あなたの仲間、あなたの同胞、あなたと似た人が映っているべきなのです。そうすれば、最悪の日がやってきた時、あなたは(物理的にも比喩的にも)逃げることができます。テレビの中に、逃げられる場所と頼れる相手がいるのです。あなたの仲間が待っているのです。

 あなたはひとりじゃない。

脚本家ションダ・ライムズのノンフィクション『Yes ダメな私が最高の人生を手に入れるまでの12カ月』所収、「アライ・フォー・イクオリティ(LGBTの平等を支援する人物に送られる賞)」の授賞式スピーチより。


おっさんずラブのことをまだブツブツ言っている│はなこ

成長物語としてヒューマンドラマ的な一面もあるし、SNSでの言葉を借りるなら、性別に拘らず人を好きになるという意味では「人間愛」だし、同性同士の恋愛を描いてるわけだから事実「同性愛」のドラマでもある。

ただそれをお互いに否定する意味がよくわからない。
共存できるテーマじゃないのか?どっちもじゃ駄目なのか?
そんでもって全部ひっくるめて「恋愛ドラマ」でいいんじゃないのか?

先日会った義姉に『おっさんずラブ』を勧めたら大好評で嬉しくなる→横川良明さんの感想を読み直す→コメント欄からはなこさんにたどり着く、という流れで出会いました。

実は本当にピックアップしたかったのは黒澤部長について掘り下げた「おっさんずラブ6話と7話を1週間コトコト煮詰めた私なりのいろいろ」の方なんですけど、こちら冒頭からラストのネタバレがあるので断念した次第です。コトコト煮詰めたやつ、黒澤部長好きな人も牧派の人も一読おすすめ、むしろ牧派こそ泣けるかもな良記事なので、ラストまで観てる方はぜひ!


イケメンの写真集を楽しむのは、基本的人権のようなもの。|横川良明

控えめに言って、浄化効果が桁違いでした。ページをめくってもめくっても、好きな顔。キメてみたり、とぼけてみたり。当たりしか入っていない福袋みたいなもの。出る顔出る顔良すぎて、油田でも掘り当てたかと思った。

最後のページを閉じた瞬間はもう『スラムダンク』の湘北VS山王戦を読み終えた気持ち。心の中で花道と流川がハイタッチしてた。

前回に引き続き横川さん。ずるい。面白い。安西先生...こんな文章が書きたいです...! 真面目な話、個人的にはイケメン写真集よりも横川節の方が癒され度高いですw テキスト読みにはそういう人多いのでは。

さて実はこの記事、初書籍『役者たちの現在地』販促記事です。ネタにあふれたこちらがB面だとしたら、A面となるのが至極真面目なSNSや配信が全盛のこの時代にインタビューライターはどうあるべきか。自分の推しをこんなふうにインタビューして欲しいと思える良記事です。よろしければ3点セットでどうぞ!


サンリオとの出会い~目覚め~|平井"ファラオ"光

その二組のツイッターを見ているうちに、僕は自然と心が癒されていた。

知らなかった。知っていたのに知らなかった。こんなに可愛いと思わなかった。いや、こんなに可愛いと思うと思わなかった。

画像を! 記事内に画像を入れて欲しい! そしたらきっとこの記事の破壊力は更に増す! ……いや、大変ですよねごめんなさい。

コミックエッセイなら『34歳男芸人、サンリオ沼で人生が狂っていますレポ』みたいなタイトルつきそうなお話…そのまますぎるか。中身は、好きなものに出会った人の真っ当な萌え語りです。愛にあふれた記述、知らない世界に心を開いていく様子、読むとほんわかします。すさんだ気持ちの方に特におすすめ。初投稿から順番にどうぞ!


「幸せになる」も「自由に生きる」もタダの流行語 ~『スイスイ林の全力解決』 考察~|渋澤怜

両方読んで、私としては完全に「スイスイさん大勝利だな!!!」と思った。
スイスイさん大勝利過ぎて、林さんに関しては、相談者の話を聞かず、吊るしにかかってる既製品の幸せを「ハイ、これが売れ筋ですよ」と手渡したようにしか思えなかった。
(略)
……なのだが。
もしかしたら相談者さんは、林さんの回答を喜んで受け取るかもな、とも思った。

「スイスイ林の全力解決」参加記事、ではなく、考察。この記事の真価は後半。目次だけ置いておきます、ピンときた方は引用の先を是非読んでみて欲しい。

■オーダーメイドの幸せを追求するのは、結構めんどい。
■そもそも皆、本当に幸せになりたいの?
■「幸せ」「好きなことをして生きる」もただの流行語でしかない
■まとめ 「相談者は選べ」

私はこの記事の冒頭部分に全く同意見で、「林さん全然相談者の話聞いてないし、これ回答じゃなく自分語りじゃん」とは思ってたんですが、思ってそこ止まりだったので、続きが本当に目からウロコでした。あとスイスイさん連載を「プリントアウトして、線を引きながら、行ったり来たり、1時間ぐらいかけて三往復ほど読む」というのにびっくりした!!


嫁として、どう生きるか。デリケートな話【4】|下田美咲

声に出さなかった思いはずっと体の中に留まって、頭の中で響き続ける。人って、自分が飲み込んだ言葉に呪われたみたいに追いかけ回されるんだなって思った。
だから、声に出すことって相手に話すこと、伝えることってそれだけで実行する価値があるんだと、思った。何かが変わるかどうかはまた別。自分が、自分の気持ちに呪われて追いかけ回されないためにまず声に出す価値がある。

有料マガジン記事。忘れたくないのでチョイス。自分が飲み込んだ言葉に呪われ追われる、というのは、感覚としてわかる。何も変わらないとしても、呪われないために、自分のために言う。直接言えないなら、せめてノートに書くといいと思う。書けば確かに内圧は下がる。

※今回のエッセイはとてもデリケートな話題のため、デリケート価格(単品購読の場合)になっています。とのことなので、タイトルの話題に興味ある方は今月中にどうぞ!

→追記。シリーズがマガジンにまとまりました。詳細は説明欄をどうぞ。現在は4記事ですが、今後追加される可能性もあります。


◆「編集」様|ヤスタニ アリサ

我々書き手はね、あなた方編集者の
腕鳴らしのために作品を投稿してるんじゃないんだよ。

批判されることが怖いなら文章なんて書くな、
とあなた方が仰るのなら、こっちだって言わせて頂きたい。

あなた方が批評した文章そのものが、
反対に批評の対象となる覚悟を持って書け、と。

私は創作はしておらず、批評のようなものは受けたことがなくて、にもかかわらずこの力強い言葉にすごくほっとしました。

noteには「こんなふうに書くといい」的な指南があふれてて、それを読んで揺れたり、ダメな書き方例にもろに当てはまってるなぁって落ち込んだりする日々です。これくらい強い気持ちでいたいし、読み手としては良いところを見て愛を伝える側でいたい。

アリサさんのnote、最初「小説を読むのは0カロリーではない」を取り上げる予定でしたが、そちらは長くなってしまったので別の単体記事にするか、次回改めて語る予定です。


note連続更新100日間で一度も編集部のおすすめに入らなかった人が、泣きながら見つけた「本当の目標」|矢御あやせ(小説家)

私に書ける記事は、noteの人気傾向から大きく外れています。

やっぱり、私はnoteの劣等生なんじゃないか。

noteというサービスにおいて、自分は想定されてないユーザーで、排除されてしまうのではないか。

noteにいる人は大抵noteを愛してるから、言及するとなると #noteで良かったこと みたいな話に偏りがち。でも、声に出さずこういう痛みを抱えてる人、きっといっぱいいる。私自身、一人の書き手としてはnoteの劣等生だという思いがすごくある。そんな痛みを抱えながらも「たくさんの人を元気にする本を出す」という目標へ向かう姿がまぶしい記事です。

追伸、これは1つ上のアリサさんの小説カロリー記事に書こうと思ってたことなのですが…note運営陣は今のところ男性に偏っており、皆さんロジカルで情緒的な人が少ないイメージです。サービスを構築・運営する側として大切な素養がそちらにあるのだと思いますが、そのために届きにくいものってあるのじゃないかな、という気がしています。


クリアスカイ|あずき

あずきさんの詩って、「君を想い、語りかける」ものが多いのです。それがとても新鮮で、これって詩だからなんでしょうか。すぐ自分でいっぱいいっぱいになる私とは全然違う。...って、ほら早速「自分」が出てくる!!

他2つとで迷ったんですが、言葉でいろいろ遊んだ末に「結局は君が好きなだけ」っていうところが好きでこちらの詩を。


◆帰ってきた支配者【掌編小説】|たけのこ

さぁ、あなたはこのオチを読めるかーー?

と、ミステリ風のあおりを入れたくなる掌編小説。解説はしません。ぜひ「あいつ」の正体にびっくりしてください。見抜いたらすごい!!


失われた〈靴下〉を求めて|竹遊亭田楽

靴下の片割れが失われたときに僕らが取りうる行動は以下の5つだ。

①探す
②捨てる
③埋め合わせる
④代用する
⑤見つかったことにする

こういうの大好きw 特にあるあると見せかけて段々怪しくなってくるやつww

ちなみに私はもはや片方なくなってもいいように一種類の靴下だけ買うようになりました。。


水樹奈々オタクはいつまですべてを「エモい」「優勝」「尊い」で片づけるのか|ななし

あなたは打ち上げの席で、今日のライブの感想を語ろうとする。ハイボール片手に、己が見た感動を、己の言葉で表現しようとする。

…………しかし、言葉がでない。

あなたのなかにはまぎれもなく、あなたにしかない感動があるのに、それが言葉にならない。なってくれない。そのことが、酷くもどかしい。

そのうまく形になってくれないモヤモヤを、あなたはそれでもどうにか言葉にしようとする。

そして、こう言う。

「エモい」

noteって出会い系サイトだなと思うのがこんな時。

note、そこは好みの文章との出会いを求めて通ってしまう場所……そしてそう、出会ってしまった、この文章に。思わず過去記事全部読んじゃったんだぜ。そしてもはや「あ、冒頭変わってる」とか気づくレベルw

ここで乱暴な私見を開陳させてもらいたい。
アイドルにせよアーティストにせよ2.5次元俳優にせよプロレスラーにせよ、すべてのオタクの追っかけ活動には、一定の自己表現が含まれている。
彼/彼女が好きな「私」という存在も、追っかけ活動の重要なファクターを占めている。

先の引用部分、noteで書いてる方はすごくわかると思う。そしてここ読んでもう私オタクを自認しようと思いました。自分程度の好きでオタクだなんて遥かに深い方々と比べて恐れ多いとしか思えなかったのですが、「推すことが自己表現」との指摘に ∑(゚д゚)ソレダ! ってなったので。


「プリンセス・ダイアリー」と少女小説|TSUKASA

#氷室冴子 で出会った記事。過去記事全部読んじゃったんだぜその2。

今回は出会いのきっかけとなったこちらの記事を。この記事を選んだ理由の一つは、読んだ時これ書いたの自分ではと思ったから。他の記事ではそうでもなく、この記事限定でそんな感じ。

ええとその、はしゃいでる時の勢い、リズム感、言葉選び、括弧の使い方、例え方などなど、不思議なくらい覚えがあるというか、ああ私こういう文章書いてるわ!! というか。いや、実際には記事としてはほとんど書いてなくて紙のノートがこんな感じで、とにかくなじみ深く感じて。何年かに一度こういうことあるんだけど、皆さんもそういう体験ってしたことないですか。

『プリンセス・ダイアリー』と『マイ・ディア』、いつか読みたい。あ、私ギンガムチェックの本持ってますー! ジーン・ポーター『リンバロストの乙女』! ちなみに『赤毛のアン』は掛川恭子訳、『あしながおじさん』は谷口由美子訳が好き。


――最後に、お読みくださったあなたへ。

お疲れさまでした...! てか、私も疲れた!!w

ところで、ちょうど一昨日、こんな機能が実装されました。

【noteカイゼン】無料記事をオススメできるようになりました|note公式

ユーザーが、クリエイターの記事をオススメできるようにしてみました|深津 貴之 

クリエイターをサポートする文化をより広めたい
私たちは、読者が気軽にクリエイターを支援できる社会を作りたいと思っています。サポート機能は、その思いの現れの一つです。

しかし、どうも最初の一歩のきっかけが難しいらしく… そこを後押しする理由を増やしてみたいと思いました。まだ実験的な措置なので、サポートして始めで気づくような機能ですが、この後の反応しだいでもうちょっと積極的に前に出していくかもしれません。

ユーザーが記事経由でサポートを行ったあと、サポート完了ポップアップ(あるいは記事の下部)において、クリエイターの作品を「オススメ」できるようになります。

今なら「○円以上」「○日に1回」のような縛りもなく、一口100円から、誰に何度でも愛を伝えられますので、よろしければ…!

ちなみに私はプロモーション機能(外部サイトへの配信許諾)をオフにしておりまして、万が一この記事におすすめを頂いても生かせません。ぜひお好きな方にお送りください♪

※サポートの窓口自体は開けています。サポート頂けましたら、全額、応援したいユーザーさんへのサポートに使わせて頂きます。


――次回予告

2月後半編(2/15~2/28分)は、3/3(日)ないし3/5(火)に投下予定です。いつまで続くか分からないけど、次回予告してる限りはやるつもり!

今回長くて読むのが大変な記事に仕上がっちゃったので、次回は取り上げる数を決めてやってみようかと思ってます。

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