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秋田県の山村「学力日本一」の理由+プレスリリースセミナー。

■品川+オンライン開催!

「広告費ゼロ!プレスリリースを活用して
勝手に売れていく必勝方程式」

講師:中島史朗 ナビゲーター:菅谷信一

先日、企業研修で秋田を訪問しました。

秋田に到着すると気のせいか
「秋田は美人が多いなあ」と
思ったりします。

壇蜜さんや佐々木希さんは
たしか秋田の出身ですね。

そしてもうひとつ私が秋田に
着くと思うことがあります。

それは「小学生の頭がみんな
良さそうだなあ」ということ。

実際、文科省「全国学力テスト」で
秋田県は8年連続1位だったこともあり
毎年、上位の常連です。

その秋田県でも「東成瀬小学校」は
トップクラスの学力を誇ります。

東成瀬村は、2630人の村民のうち、
35%が高齢者。

93%が山林を占める
この自然豊かなの村には
スーパーがなくコンビニが1軒あるだけ。

そんな過疎の村に「日本一の学力」を
視察するため、国内だけでなく
韓国やモンゴル、遠くはペルーなどから
教育者がやってくるそうです。

たとえば2年生の体育の授業。
この日のテーマは「水あそび」。

プールの中にフラフープを入れ、
その中を子供たちは潜り抜けていきます。

最後に、2年生32人全員が
プールサイドに上がり体育座りをします。

「では、ふり返りをやります。」
先生はそう言います。

「潜る時に気づいたことは
ありますか?」と児童に尋ねます。

児童は立ち上がって、こう言います。
「最初はちょっと難しかったけど、
息を止めると潜ることができました。」

別の児童が答えます。
「息を止めると潜ることができたけど、
あとは体の力を抜くと浮くことができました。」

すると先生は、
「体の力を抜くといいんですって。
そうした人いますか。」と質問を続けます。

このように先生が児童に問いかける
授業スタイルは、他の学年でも
行われているそうです。

ひとりで考えた後は、
みんなで考える
「共に学ぶ時間」。

発表し合うことで、
さまざまな意見があることに気づきます。

教師から言われたことを
ロボットのようにこなす
「指示待ち人間」は一人もいません。

私の企業研修の現場でもそのように
ありたいと思う理想の姿。

「塾がひとつもない」学力日本一の
山村の小学校には確かにそれがあるのです。

「探求型の経営」をお互い
目指していきたいものですね。 

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