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読書日記〜「ROCKS OFF Vol.03」

 部屋の整理をしていて出てきた「ROCKS OFF」シリーズは今日で一区切りです。
こうして改めて読み返すとなかなか面白い雑誌というかムックだったと実感してます。
まー、定価が4桁ですから、内容充実してないと売れないわけですから当然ですが。
4桁定価の雑誌がある程度は成立した時期だったということは、今より景気がよかったり、ネット中心に完全移行していたわけではなかったということですね。
じゃ、行ってみよー。

・「ROCKS OFF Vol.03」(シンコーミュージック)

 表紙は奥田民生さん。ユニコーンから考えると息が長いアーティストですよね。
そんなに思い入れはないんですが、なんだかんだでユニコーンや奥田さんのCDがあったり、積極的ではないものの楽曲聴いてますね。

 次の特集は伊藤銀次さん。ソロデビュー30周年ということで、かなり力が入った内容です。
貴重な写真やロング・インタビューとファンには嬉しい内容ですね。
何度か銀次さんとは直接会って話していますから、やっぱり思い入れのあるアーティストですね。
村松邦男さんイベントにビデオ出演していただいので、私がインタビューした映像を持っています。
多分、もうこれを流すことはないと思います。なかなかいい内容なんですが(10分程度)。

 続いての特集は「GSの興亡」です。
近田春夫さんのロング・インタビューがとにかく最高です。
挿入されるコラム含めて読みどころ満載ですし、写真もなかなかのものが選ばれていますね。

 「MUSIC THEATER」には村田和人さんが登場。
これはアーティストにおすすめのオーディオ機器で音楽を聴いてもらって感想を話してもらう企画ですね。元々はシンコーミュージックの雑誌というかムックというかの「THE DIG」で連載されていたものが引っ越したのかな?
村松さんの回は確か「THE DIG」に掲載されて、レーベル担当者ということで私が立ち会いました。懐かしい。

 アルバム『タルホロジー』をリリースして、活動35周年でもあったあがた森魚さんの特集も内容充実ですよ。
しかし、この号の特集内容は素晴らしいです。

 人気連載、木村ユタカさんの連載「オレの100枚」には久保田麻琴さんが。
裸のラリーズから夕焼け楽団、サンセッツからハリー&マックまで、久保田さんももっと評価されるべきアーティストであり、プロデューサーですよね。真面目な話。

 じゃがたら特集も素晴らしい。
本当にこの号の特集記事は粒ぞろいですなー。
OTOさんのインタビューもこれまた面白い。
じゃがたらについては一昨年色々な話を聞いて、それについて文章を書いたりしたんですよねー。それについてはまた後日。

 「ROCKS OFF」は全号持ってますが、なかなか出せない場所にしまってる号も時間がある時に探してみます。
見つけたらまた記事書いてみたいですね。

 ではまたー。


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