今日の一箱〜ムーンライダーズ『moonrides in TENT YEARS 1985 1986』
部屋の音楽雑誌を整理していたら、大瀧詠一さん表紙の「レコード・コレクターズ」が出てきたので、バラバラと軽く読み返していたら、ムーンライダーズのTENTレーベル時代のボックス・セットの記事が載ってたわけです。
実家に戻ってから買ったけど、あんまり聴いてなかったなーと思って聴き直しちゃったわけですよ。
この時期のムーンライダーズには思い入れがあるんですが、慌ててボックス・セットは購入してないんですねー。
じゃ、なぜ買ったかというと、初音盤化された1986年6月の高橋幸宏さんの番組に出演した時のライヴが収録されてるからでした。
そのライヴや当時の思い出について書いてみますか。
じゃ、行ってみよー。
・ムーンライダーズ『moonrides in TENT YEARS 1985 1986』(PCBP-62185/ポニーキャニオン)
ムーンライダーズのライヴ、1986年6月27日FM東京ホールは元々高橋幸宏さんの番組「スタンダップ・プリーズ」の特番が公開録音という形で行われたものでした。
来場者全員に番組のテレフォンカードがプレゼントされた記憶があります。
出演は柴野繁幸さん。柴野さんは元ロブバードで、高橋幸宏さんのプロデュースでソロ・デビューするということでの出演だったはずです。
次がムーンライダーズ。ボックスに収録されたのは7曲でしたが、12曲か13曲演奏した記憶があります。
「僕はスーパーフライ」と「Frou Frou」はハッキリ覚えてますが、他は記憶にないですねー。すみません。
「モダーン・ラヴァーズ」から「いとこ同士」の流れは本番通りですね。
FM東京の「コーヒータイム」に鈴木慶一さんが出演された時、6月16日のライヴから放送されたのが「モダーン・ラヴァーズ」に「いとこ同士」だった印象が強かったのもあって、ハッキリ覚えているんですねー(ちなみにもう1曲「駅は今、朝の中」が「コーヒータイム」で放送されました)。
最後にザ・ビートニクス。サポートにはムーンライダーズという形でした。
「ある晴れた日に」と「ちょっとツラインダ」を演奏しました。
「ある晴れた日に」は幸宏さんが歌い出して、慶一さんにという形でしたね。基本的な編曲は音盤化された通りです。
この日の模様は1986年8月に特番枠で放送されました。夏休みだったので、大学の友達に録音をお願いして、しつこに聴いていた記憶があります。
ちなみにツアー初日が恵比寿ファクトリーでのライヴで、映像化されてますし、2日目はFM東京ホールでのライヴでCD化されてますが、この日はツアーを経てからのライヴなので演奏に勢いがありますね。
あ、(27日の)慶一さんは座っての演奏だったはずです。
至近距離で観たムーンライダーズだったので、メチャクチャ緊張したし、テンションが上がった私です。
今思い出しましたが、当時はインターネットがないので、応募も当選のお知らせもハガキによるものでした。懐かしい。
世間知らずの私は1枚しか出さなかったのに当選したのはラッキーでしたね。
ちなみにフジテレビ「LIVE JACK」の収録にも参加してますが、こちらは12月15日の日本青年館のライヴで配布されたハガキを持参してでした。
その日の話はリクエストがあればやります。
しかし、この時期のムーンライダーズは雑誌など資料充実してますねー。素晴らしい。
ではまたー、ら