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獲物の分け前~ザ・ルースターズ『THE ROOSTERS(Z) OFFICAL PERFECT BOX “VIRUS SECURITY” SUB OVER SENTENCE』編その2

 今月中に伯母宅を引き払うということで、不動産屋さんや市役所に、業者さんなどなどに連絡取ったり、色々な対応したりで、頭がこんがらがってしまってます。。
なんとか今週末には明け渡しできる見込みになってきたんですが、面倒な状況はまだ続いてますね。。

 なもんで、ザ・ルースターズのボックス・セットは好きな時期のアルバムやマキシ・シングルをチェックすること優先で聴いてます。
ここで未発表ライヴやデモ音源聴いてしまったら、興奮して眠れない状態になりそうだという理由ですよ、お察しの通り。

・ザ・ルースターズ『ネオン・ボーイ』(COCP-40426/コロムビア)

 ザ・ルースターズのアルバム『ネオン・ボーイ』の現在流通している盤。2018年最新リマスターで、UHQCD規格。
ボックス・セットの『ネオン・ボーイ』を聴く時に基準になった音盤ですね。
ボックス・セットはこの最新盤に比べると、低音と高音のバランスは少し低音か強めだと思いました。
完全に好みの問題であり、ハードとの関係もありますが、ボックス・セットの方が聴きやすくなっているように感じますね。

・ザ・ルースターズ『THE ROOSTERS(Z) OFFICAL PERFECT BOX “ VIRUS SECURITY“ SUB OVER SENTENCE.』収録CD&DVD、収録曲リスト

 おそらくザ・ルースターズでこのアルバムが一番好きだという方はそれほど多くないはずです。
どのアルバムを最初に聴きたいか?ということはそのアルバムが一番好きなこととは重ならない私です。
このアルバムの1曲目でありタイトル曲の「ネオン・ボーイ」と2曲目の「ストレンジャー・イン・タウン」の並びがとにかく好きでして、こういった機会に聴きたくなる曲なんですよね。。
アルバムのエンジニアリングやストリングス・アレンジを担当しているのが、デイト・オブ・バースということもありますね。正直言って。

・「ミュージック・ステディ 1985年10月号」(ステディ出版)

 『ネオン・ボーイ』に関するインタビューで個人的に好きなものです。
大好きな雑誌ということもありますが、ゲスト参加しているサンハウスの柴山俊之さんや奈良俊博さんについて触れているのに感動したんですね、リアルタイムでも。
サンハウスの『クレイジー・ダイヤモンド』ツアーでザ・ルースターズはサンハウスと共演していたり、柴山さんが歌詞を提供するようになっていたからでした。
もうひとつ、楽曲に関する応答が興味深かったことも大きいですね。

 ちなみにこのボックス・セットのブックレットには「ミュージック・ステディ」初代編集長の市川清師さんがクレジットされています。
「ミュージック・ステディ」の前身の「ロック・ステディ」のオーディションがザ・ルースターズのデビューのきっかけになっていますから、こういった経緯を考えると興味深いですね(市川さんは「ロック・ステディ」のスタッフでもありました)。

 アルバム『ネオン・ボーイ』の前には12インチ・シングル「SOS」が発売されていまして、あまりにポップな仕上がりにファンの間では賛否両論な作品でした。
個人的には『ネオン・ボーイ』が初CD化された時、「SOS」の全曲が収録されたこともあってあまり違和感は感じませんが、アルバム『∅(PHY)』と比べるとかなり雰囲気が違ってしまったと考えても仕方ないというか。。
『ネオン・ボーイ』からの12インチ「ストレンジャー・イン・タウン」はアルバムの雰囲気はそのままリミックスされた感じです(P.V.は12インチのヴァージョンが使われてますね)。

 少なくとも週末の連休まで、ボックス・セットを集中して聴く時間はあまりなくて、まずはこんな感じで報告していく予定です。
よろしくお願いします。

 ではまたー。

 

 

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