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読書日記~2冊のBRUTUS編。

 ようやく山下達郎さんの新作、『SOFTLY』が我が家にやってきたので、アルバムを特集した雑誌などをようやく読むことができるようになったわけなんですよ。
昔ならCDを聴く前にインタビュー読んでも感想は変わらないと言い切ってましたが、色々考えて、今回はCDとしてまとめて聴いてからインタビューを読むことにしました。
ま、インタビュー読んでからでも、感想自体はそれほど変わらないと思いますけどね。
こうして聴いた感想を直接ではない形だとしても、書いたりするなら、きちんと順序は守っていきたいと考えたわけです。

 それじゃ行ってみよう。

・「BRUTUS 2018年2月15日号」(マガジンハウス)

 この号は「山下達郎のサンデーソングブック」25周年記念ということで、山下達郎さんの特集というよりはまさに「山下達郎のサンデーソングブック」の特集号となったわけですね。
番組開始当初は土曜に放送されていたので、「山下達郎のサタデーソングブック」だったんですよね。
初期の「あの時君は若かった」特集(確かこんなタイトル」)では細野晴臣さん「夏の海は青いぞ」や山下達郎さん「We'll Run Away」(確か『Add Some Music To Your Day』以前の録音、ライヴをアセテート盤にしたものだったか?)を聴くことができたわけです。
他にもまだ色々なアルバムやシングルがCD再発される前だったので、メチャクチャ貴重な番組だったというわけですよ。

 様々な特集もですが、何気なく放送する曲紹介や一口コメントがとにかく勉強になってました。
それまでは興味あるアーティストの作品のバックカタログを揃えていくことが、収集の中心でしたし、音楽を聴く方向でしたから、聴く音楽の幅を拡げてくれた番組だったのです。

それと、やはり大瀧詠一さんとの「新春放談」ですね。
この号にほんの少しですが、再録されていて、胸熱になってしまいました。
ホントにお二方の会話をラジオでリアルタイムで聴けたことの意味の大きさ。
その後の私の考え方や行動に多大なる影響を与えましたね。

あと、スタッフの方々による番組制作のプロセスも読み応えたっぷりですよ。

未読の方々には今でも入手可能なら是非読んでほしい1冊です。

・「BRUTUS 2022年7月1日」(マガジンハウス)

 この号はデビュー前からアルバム『SOFTLY』までの山下さんヒストリーをクリス松村さんが聞き手で進行していきます。
 上手く言えませんが、クリスさんの好奇心というか、音楽評論家にはできない質問が必要だったのかな?とか思ってしまうわけです。
山下達郎さんインタビューの中でかなり好きな部類に入りますね。

 関連ミュージシャンのインタビューや山下さんの参加楽曲リストなど、この号が山下達郎さん研究のバイブルに将来なるんだろうなとか色々考えながら読んでいます。

 どちらにしても取り上げられる回数が多ければ多いほど書き手や送り手も比較されるわけですから、大変だなと。
ブログやツイートでも、誰かと比較されるのは私は嫌なんですよねー。全く関係ありませんが。。

 明日もまた部屋の掃除をして、目についた本について書く予定です。お楽しみに。

 ではまたー。


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