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A Day in the Life~「村松邦男 30th Anniversary」編。

 日本のギタリストには魚座が多いと、高校生の頃「ロッキンf」で読んだことで知ったことを延々と話している私です。
今日、つまり3月17日生まれの村松邦男さんもその一人なのでした。
村松さんと同時期に知り合ったジャック達、TOSHI THE GROOVEなどの宙GGPキハラさんとぱぱぼっくすのたるたにさとしさんも魚座だったことを後に知って、かなりビックリした記憶があります。

 私の兄がナイアガラ・レーベルというか、大瀧詠一さんのファンだったので、『NIAGARA VOX』を持っていたり、単行本「All About Niagara」の八曜社版をよく読んでいたので、村松邦男さんの名前は勿論知ってましたよ。
それ以上に村松さんの名前は高校時代に熱心に読んでいた雑誌「ミュージック・ステディ」に良く出ていたから、レコードを集めていたアーティストの一人でした。

 村松さんのイベントをやるきっかけになったのは2005年のG.W.に原宿のBlue Jay Wayで開催されたイベントを観に行ったからですね。
例によって、私の師匠格のSさんと並んで観たのですが、イベント中撮影禁止だったことを知らずにパシャパシャやっていた私に話しかけてきたのが、後に村松さんイベントを共催するえみりいさんだったというわけです。
確かその場でメールアドレスの交換して、帰りの電車の中で結構な量の画像を送りました。

 あの日は村松さんと一緒に演奏したのはベースに安部OHJI隆雄さん、ギターに森リーモ慎之介さんで、飛び入りのゲストが野口明彦さんでした。
カヴァー中心だったのですが、村松さんのソロ曲や「ためいきばかり」にOHJIさんが書き下ろしていた曲も交えての形だった記憶があります。
その後、村松さんとOHJIさんに森さんの三人で結成されたのが、R・O・M・Aでした。

 えみりいさんはmixiで村松さんとやりとりをしていると教えてもらって、じゃ私はイベントやったことあるから村松さんメインの企画しますとかメールしたわけです。
その結果、村松さんとマネージメントをしていたMさんとの面談があっさり決まりました。
が、その日はえみりいさんの都合がつかないとのことが判明。。
人見知りの私のみで出演依頼することに。
会場のmona recordsの当時の店長ユキタツヤさんに立ち会ってもらうようにお願いしたものの「はっきり行くとは言えないよー」の返事が。。

 当日、フライヤーのデザインをお願いしていた方からラフデザインが届いて、テンション上がりつつも、緊張はピーク状態でした。

 面談が始まる前の村松さんの初めの一言「『SONGS』のボーナス・トラックについては知らないから」という。
村松さんに出演依頼するということはナイアガラ~シュガー・ベイブのマニアだと思われていることが判明した瞬間でした。
ちなみにえみりいさんがリアルタイムでシュガー・ベイブの追っかけをしていたことを知ったのはこの後だったという。。

 あまりに上手く説明できなかった上にフライヤーのデザインが届いたのが、打ち合わせ直前でプリントアウトせずに携帯の画面からでした。
もうホントに素人丸出し状態。途中からユキタツヤさんが打ち合わせに参加して、具体的な日にちも決まって、その日は終了。。

 イベントにはゲストの音声も流したいということで長門芳郎さんと伊藤銀次さんを提案したら、「長門くんには出てもらおうよ」と村松さんから提案されて、もちろんオッケーですと答えた私です。
伊藤銀次さんと村松さんが共演するイベントがあるので、収録はその時となったのでした。

・「村松邦男 30th Anniversary」イベントフライヤー designed by Fumihiko Asahira

 えみりいさんの提案はなかなかぶっ飛んでいて、村松さんがネット・スプラウトに連載されていた「あるバンドの物語」を再現ドラマでやりたいとか、某有名アーティストに出演依頼したいとかのアイデアがありました。
再現ドラマは迷わずに断りましたが、有名アーティストの出演はえみりいさんが依頼するならとしたような。。これは全く記憶にありません。

 伊藤銀次さんのコメントを録音する予定だった村松さん出演イベント前日に、ビデオカメラを用意できることが判明。
当日撮影を交渉したところ、あっさりと許可が出て撮影したのでした。
ちなみにこの日、安部OHJI隆雄さんを紹介されて、Boy's CLUBのファンだったとか話しています。

 これではまだイベントとして弱いと判断して、サエキけんぞうさんのビデオ出演を当時イベントを手伝ってくれていたS氏を通じて依頼してます。
これまた撮影の許可が出たので、サエキさんの当時の事務所に行くことに。
撮影当日、私の体調が急に悪化し、タワーレコード新宿店10階でベンチに座って寝る始末。
数十分程度の仮眠でなんとか回復し、無事に撮影完了。

 2006年に入り、前売りを予約した友人からまだ〇番だったと報告が入って、もう一押しとなってしまい現在レーベル主宰の某氏に人気アーティストの出演依頼をしたものの既に予定が入っていてNGに。

 などなど色々と大変なことがありましたが、無事にイベントは終了したというわけです。

・村松邦男さん略式年表(村松さんイベントで配布したもの)

 三枚びっしり文字で埋め尽くされています。
(私所有の)雑誌や書籍から村松さん関連のコメントをピックアップしたものを、えみりいさんが入力及びコピーしたものです。
えみりいさんがいなかったらイベントは実現しなかったことは強調しておきますね。
村松さんが出演OKしてくれたことも大きいのですが。

 それよりなにより、村松邦男さん、誕生日おめでとうございます。
明日は届いた本について書く予定です。お楽しみに。

 ではまたー。



 



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