見出し画像

My Favorite Live Album〜鈴木博文『HIROBUMI SUZUKI & GREAT SKIFFLE AUTREY』

 明日、6/1に鈴木博文さんの古希記念のライヴが開催されるということで、鈴木博文さんの大好きなライヴ・アルバムをしたくなってしまいました。
うーと、これはほぼリアルタイムで当時行きつけだった中野の中古屋さんで購入した記憶がうっすらとあります。
帯代わりの小さなステッカーがないから安くしてと交渉して顰蹙を買ったんだ、確か。
割高というか相場価格だった記憶もある。
じゃ、行ってみよー。

・鈴木博文『HIROBUMI SUZUKI & GREAT SKIFFLE AUTREY』(compactron-62/メトロトロンレコード)

 このアルバムが発売されたのが2000年だったから、既に四半世紀近く前の出来事になるんですねー。
ジャケットは矢吹申彦さん。
ちなみに参加メンバーはギターが青山陽一さんと西村哲也さん、ベースが青木孝明さん、キーボードとトロンボーンが伊藤隆博さん、サックスとパーカッションが川口義之さん、ドラムスが夏秋文彦尚さん。
そして、ゲスト扱いで柴山一幸さんが「大寒町」に参加しています。
GRANDFATHERSと青山陽一さんのバンド、bluemontiansの合体版という感じですかね。
博文さんのソロ・ライヴでお馴染みの大田譲さんや鳥羽修さんが不参加なのはカーネーションが多忙な時期故にということでしょうね。
青山さん、西村さんに青木さんはメトロトロンレコードからソロ・アルバムをリリースしてますし、夏秋さんも博文さんのライヴではお馴染み、伊藤さんと川口さんは当時bluemountainsのメンバーで関連ライヴにも度々参加してますから、納得のメンバーでした。

 ちなみに大田さんと夏秋さんが初めて一緒に演奏したのは、1989年浅草常盤座での博文さんのライヴだそうです(ジャック達のライヴ前に確認しました、その日のギターは西村哲也さんにキーボードは濵田理恵さん)。
数々のライヴだけではなく、明日の古希ライヴでも参加するのは凄い(!)ですね。

 このライヴ盤以外にも博文さんにはライヴ・アンソロジー『DOG DAYS』(2007年発売)が存在しますが、そちらを私はもっていないので今日取り上げるのはこちらにしました。

 久々に聴くと、博文さんのヴォーカルに青山さんの声が絡むと熱心に通った1990年代のライヴを思い出してしまいますね。
大田さんが絡むともう少し長い期間聴いた印象があるんで、更に長い時間が思い浮かぶわけなんですが。
青山さんのバンド・メンバーが中心ですし、青山さんがソロでメジャー・デビューをした時期ともリンクしますから、充実した内容ですね。

 柴山一幸さんもメトロトロンレコードからデビューしたばかりですし、更に盛り上がろうとしていた時期の作品です。
あれから四半世紀近く過ぎても、ほぼ同じメンバーでライヴを行うことに驚きますし、博文さんのトリビュート・アルバムやこのライヴ盤を聴くと博文さんの楽曲のよさが更にわかりますね。
古希にして現役、鈴木博文さんに敬意を表します。素晴らしい。

 ではまたー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?