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読書日記〜「POP IND‘S 1989 Aug.-Sep. No.25」

 昔購入して何度も何度も繰り返して読んだ本がボロボロになってしまったものを買い直す機会が増えてきましたが、何分古い雑誌なもんで、期待しないようにしているんですよ。
が、新しく買い直したこれのコンディションはメチャクチャよくて、梱包を開けた時感動しちゃいましたよ。素晴らしい。
じゃ、行ってみよー。

・「POP IND‘S Aug.-Sep. 1989 No.25」(スィッチ・コーポレーション)

 「IND‘S」から「POP IND‘S」に進化(深化?)して3号目ですね。
これはリアルタイムで買いました。というか、「POP IND‘S」は全てリアルタイムで買ってます。
最初のはイベント“TURN TO THE POP”で買ってますね。1989年7月28日。ハッキリ覚えている理由は大瀧詠一さん(とサエキけんぞうさんの)誕生日だからなのでした。
the Bennets、ザ・シャムロックにBLワルツの3マンだったはずです。メチャクチャ好きなバンドでのライヴでしたから感動して、電車の中で興奮しながら読んだ記憶がありますわ。

 表紙の細野晴臣さんはアルバム『Omni Sight Seeing』が出た時期なので、それに合わせての表紙と巻頭インタビューだったわけなんです。
1989年夏ですから、私は就職が内定して遊び回っていた時期でした。バブル真っ只中で苦労せず内定をいただいた記憶が(他の会社を受けなかった位)。
内定式という名の拘束するための儀式が何度もあって、交通費は出るわ、豪華な食事も出るわな信じられない時期の話です。

 なわけで、ライヴやイベントもお金がかかっているものが多かったり時期なのでした。
最初のメトロトロンワークスは九段会館で、とあるビールメーカーがスポンサードしたものでした。
この号には出演した全アーティストのセットリストや詳細なレポートが載っているのも、今日鈴木博文さんが古希の記念ライヴがあることを思うと感慨深いです。
コルネッツやwebb(綿内克幸さん在籍だった)、カーネーションにGRANDFATHERSと現在も継続してバックカタログや新譜を聴き続けている自分にビックリです。

 BLワルツはこの雑誌やイベントで結構追っかけてましたし、小西康陽さんのピチカート・ファイヴもほぼライヴ行ってましたね。
今とそんなに音楽の趣味が変わってないじゃん。すみません。

 あと、フリッパーズ・ギターはこの雑誌と『What‘s In」で取り上げられていたから、ファーストはリアルタイムで買いました。ライヴにも行けばよかったなー。
シングル「Frends Again」は就職した会社でしつこく流してましたが、先輩の一人以外から反応は全くなかったという。
まー、ドラマ主題歌に使われてからはやたら聞かれましたが。。
高野寛さんもまだブレイク前でしたし。

 この号といえば洋楽、邦楽ともにアルバムを100枚選んていますが、これがなかなか濃いんですよ。
個人的にはデイト・オブ・バースの『夢と涙の日々』が選ばれているのがツボでしたし、高橋幸宏さんは(ユキヒロ名義ですが)『サラヴァ!』が選ばれているのも深いですよね。
しかもムーンライダーズは『イスタンブール・マンボ』だという。
「POP IND‘S」ですなぁ。

 オレンジ色でコラージュの表紙の号もコンディションがいいの欲しいな。頑張るぞー。

 ではまたー。

 

 

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