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獲物の分け前~「ミュージック・ステディ 1986年5/6月号」編

 今月に入ってから、なかなか狙っている商品が出品されないな、と思っていました。。
ホントになかなか毎日何度もチェックしているわけですが、毎日変化をがほぼないんですよ。 
ネット通販サイトの検索ワードはかなり絞った形にしていないと、毎回果てしなく表示されているのでしまうわけです。
で、あまりにも最近出なかったと判断して、検索ワードの範囲をちょっと緩めたら発見されたのが、これでした。
じゃ、行ってみよー。

・「ミュージック・ステディ 1986年5/6月号」(ステディ出版)

 「ミュージック・ステディ」が版型を変えて発売した最初の号ですね。。
甲斐バンドの甲斐よしひろさん表紙の号が「ミュージック・ステディ 1986年4月号」でしたから、お休みしなかったということですね。
1986年ということですから、まずは山下達郎さんが制作時間をたっぷり使ってしまったアルバム『ポケット・ミュージック』についてのインタビューですね。
インタビュアーは堀裕一さんと菅岳彦さん。。
ちなみに山下さんはチェックのシャツの上にポロラルフローレンのVネックのセーターを着込んでいます。
 引き続きのインタビューは大沢誉志幸さん。シングル「クロール」が発売された時期です。
ちなみにインタビュアーは関陽子さん。

 米米CLUB、立花ハジメさん、本田恭章さんに町田町蔵さんのインタビューも掲載されていますね。

 ジャックスが再発された時期であるのと、名物連載の「日本音楽全史」でクリエイションを取り上げたりと、CDへメディアが移行する時期でもありましたから日本のロックを振り返るようになったといえるのでした。
この連載はステディならではの企画だったと思うのです。

 まだまだ他にもシーナ&ロケッツと山口冨士夫さんのセッション(アルバム『ギャザード』用ですな)やARBの『WORK SONGS など、1986年の音楽シーンの充実ぶりが伝わってきますね。

 ただ全盛期の「ミュージック・ステディ」のストロング・ポイントは薄れていったように思いますが。1986年のリアルタイムでこの号を買って、ひどくガッカリした記憶があります。
一人暮らしを始めて、お金を遣うことに対して深刻になったからだったかもしれないのでした。

 今読み返して納得できるのは色々な事情がわかるようになったからなんでしょうね。
明日はステディ最終号について書く予定です。お楽しみに。

 ではまたー。
 


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