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読書日記~藤子不二雄A「78歳いまだまんが道を・・・」の巻。

 今日は全く別の音楽関連の写真集や資料本を取り上げるつもりで準備していましたが、昼食についてのツイートをしていたら悲しい知らせが。。
まさに巨星堕つ。急遽、藤子不二雄Aさんの本について書くことにします。

 藤子不二雄さんの二人の作品というより、藤子・F・不二雄さんと藤子不二雄Aさんのそれぞれの作品という風に思ってしまうのは、やはり作風の違いがあったからでした。
でも、今ではお互いの存在がお互いの作品に直接的ではなくても、影響を及ぼしあっていたと思うので、共同作業がなくとも二人の作品として考えてもいいのかもしれないと思っています。

 子どもの頃、夢中になって読んでいたのは週刊少年サンデーに連載されていた「プロゴルファー猿」でしたね。
今一番好きな「まんが道」にはまったのはもう少し後で、正直に告白すると、藤子不二雄ランドの巻末ページのおまけマンガで大好きになったんですよ。
その少し後に長江健次さんと竹本孝之さんのドラマが始まったのかな?
主題歌は竹本さんが長渕剛さんの「Hold Your Last Chance」をカヴァーしてましたね。
美人姉妹の一人として森高千里さんが出ていたような気もします(今、調べてみたらお姉さん役は高木美保さんでした)。

・藤子不二雄A「78歳いまだまんが道を・・・」(中央公論新社)

 藤子不二雄さんやトキワ荘関連本は割と持っていたのですが、アパートを一昨年引き払った際にかなりの数を処分したり、紛失してしまいました。
その中でも大事にしていた「78歳いまだまんが道を・・・」は常に手が届く位置に有りましたし、これからもそうなるでしょう。
奥付を今確認してみたら、2012年8月25日初版発行とありました。
つまり今から10年前に出た本なんですね。
88歳で亡くなられたということなのか。。
近年はちばてつやさんの作品に登場することがメイン(?)で、新作はもちろん、インタビューなどで表に出ることがめっきり減ってしまったように思っていました。

 年齢を考えても、正直、コンスタントに作品を発表することはあり得ないと思ってましたが、こうしたニュースが流れたのはやはりショックですね。
Twitterを見ていて素敵な言葉だなと思ったのは「藤子不二雄コンビがようやく復活できる」というものでした。個人的には死後の世界も、天国も信じていませんが、こうした言葉を素敵だと認めることはできます。

・デイジー「はじまり」(WPC7-70001/ワーナーミュージック)
2002年10月9日発売のシングル。ジャケットのイラストレーションは藤子不二雄Aによる。

 松田マヨさんのソロ・ユニット、デイジーの「はじまり」のジャケットにイラストレーションを提供して、その流れで「クイック・ジャパン」で松田さんと対談したことも印象に残っています。
現時点ではデイジーが発表した最後の作品となってしまっていて、かなりの数奇者しか知らない作品となってしまったのが悲しいですね。

 それでも作品はそれぞれの中に残ります。忘れずに話題にする程度しか私にはできませんが、思い出す度にこうして書くことは続けたいと考えております。
藤子不二雄Aさん、いや安孫子素雄さんR.I.P. 

 明日からまた隠れ名曲名演コレクションを復活させたいと考えてます。
10日ごとにテーマを交互に取り上げるのはなかなかしんどいので、この件についてじっくり考えますね。そんな感じです。

 ではまたー。


 

 

 

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