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雷蔵参上~1990年前後のあがた森魚さんのフライヤー等々の巻。

 最近、雷蔵のデラックス・エディションが発売されたり、ムーンライダーズ+駒沢裕城さんが演奏を担当したライヴ・アルバムが発売される予定がある、あがた森魚さんの1990年前後のフライヤーや色々な紙資料をこの機会にお蔵出ししてみます。

・アート/コンサートのフライヤー。
1987年5月3日・FM東京ホール

 ちなみにこの日は鈴木慶一さんと駒沢裕城さんが久しぶりに同じステージに上がった日なのでした。他のメンバーは直枝政太郎(当時・現在は政広名義で活動中)さんをはじめとするカーネーションの矢部浩志さん、馬田祐次さんという顔ぶれでした。
鈴木慶一さんのMCによると「エレクトリック・カーネーション」とのことでしたね。

おそらく、このライヴの前に慶一さんと駒沢さんが共演したライヴとは、今回CD化される「あがた森魚 SHOW TIME」だったと思われます。

 ステージ上でステージ衣装を着替えたり、ステージ衣装に合わせたスタイルで演奏したりと、趣向を凝らしたライヴでした。
ステージ上にあった譜面台を蹴り落とされ、そこにあって使用していた歌詞カードを拾い集め、現在も(数枚ですが)保存しております。

・「グリコカルチャークラブ 1987 NO.14」
1987年4月16日、17日池袋サンシャインプラネタリウムでのあがた森魚プラネッツ・アーベントなどで配布。

 確か、ヤギヤスオさんがデザインを担当したはずの折り畳み式フライヤー(というかフリーペーパー?)です。
ライヴ自体は『バンドネオンの豹』の発売記念ライヴと同じ顔ぶれでやるはずでしたが、前日に急遽メンバーを替えることになり、ライオンメリィさんや長谷川智樹さんが参加したライヴになったはずです。
ベースは是安則克さんでドラムスは濱田康史さんだったように記憶しております。
それにバンドネオンの池田光夫さんも出ていましたね。

・あがた森魚『プラネッツ・アーベント』
サンシャインプラネタリウムでの1989年12月19・20・21日のライヴ録音。
「最初で最後のライブ・アルバム」という惹句付き。

 このライヴは渡辺等ユニットの最後期になりますね。メンバーはベースが渡辺等さん、ギターが近藤研二さん、キーボードが丸尾めぐみさんにドラムスが夏秋冬春(現・文尚)さんで、半数のメンバーが雷蔵に引き続き参加しました。
これはその顔ぶれと選曲もありまして、雷蔵と渡辺等ユニットの架け橋になるライヴ・アルバムだと思います。

・あがた森魚 新ユニット“雷蔵”ライブ
1990年9月1日の渋谷クラブ・クアトロと9月3日の名古屋クラブ・クアトロのフライヤー。
今回、雷蔵デラックス・エディションの購入特典として復刻されたもののオリジナル。

 パーカッションのマタローとは三沢またろうさんですね。ドラムスの夏秋さんもまだ夏秋冬春名義でした。
それと、初代のベーシストはボイス&リズムの故藤井裕さんだったはずです。
これは藤井さんが忌野清志郎さんのLittle Screaming Revueに加入するかなり前ですね。

 当時、かなり流行していたワールド・ミュージック色が強いけど、しっかりあがたさんのカラーが残っていて、一緒に観に行った友達との帰りの会話も弾んだ記憶があります。

・あがた森魚「オートバイ少女」と河瀬直美「につつまれて」のなかのZEROハイビジョンシアターでの上映会のフライヤー。

 これは何年だったかなー。確か2本の上映後、主催者の今一生さんとあがた森魚さん、河瀬直美さんのトークパートがあったはずです。
作品に対するアンケートもあって、河瀬さんの作品に対して、かなり否定的な意見を書いた記憶があるんですよね。こりゃまた失礼致しました。。反省してます。

 この他にも「永遠の遠国ニュース」や「遠国トピックス」などもありますが、今回は現在の視点で興味深いものをピックアップしてみました。

 明日は何を書こうかまだ思い浮かびませんが、こうしたフライヤーやリーフレットを入れたクリアファイルが見つかったので、その中からにしようかと考えております。ま、予定はあくまで未定ですが。

 ではまたー。

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