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My Favorite Best Album~ザ・ルースターズ『ベスト・ソングス・コレクション』編。

 ザ・ルースターズが初CD化されたのは1985年の『ベスト・コレクション』だった記憶があります。
私が初めて買ったルースターズのCDはそれでしたね。
デビュー曲の「ロージー」から当時の最新アルバム「ネオン・ボーイ」のタイトル曲が収録されました。
ただ、シングル曲の全てはアルバム・ヴァージョンで、「ニュールンベルグでささやいて」と「C.M.C.」はアルバム『GOOD DREAMS』収録のリミックス・ヴァージョンでした。
その続編の『ザ・ラスト・ハーフ・コレクション The Roosterz featuring Hiroyuki Hanada』は1989年に発売されました。
こちらには『KAMINARI』付属のソノシート「Transmission」が収録されたのが特筆すべき点で、他は全て花田裕之作曲作品のみが収録されてましした。 

 ルースターズのCD事情は、ファーストとセカンドやシングル曲はなかなかCD化されなかったのですが、ミニ・アルバムは抱き合わせの形でなんとかCD化されてましたね。

・ザ・ルースターズ『ベスト・ソングス・コレクション』(COCA-12653→12654/コロムビア)

 1995年発売のザ・ルースターズのベスト・アルバム。
選曲・ライナーの執筆は小松崎健郎さん。基本的にシングル曲はシングル・ヴァージョンで収録されていたのが非常にありがたかったCDです。
ただ唯一の不満は彼らのラスト・アルバム『FOUR PIECES』の収録曲がライヴ・アルバム『FOUR PIECES LIVE』からのライヴ・ヴァージョンが収録されているんですよね。。
この部分が修正されたらザ・ルースターズのベスト盤はかれが決定版になるように思うんですが。。
あと12インチの『ストレンジャー・イン・タウン』も入っていたら最高でしたね。
ちなみに「ストレンジャー・イン・タウン」にはP.V.が存在してますが、それで流れているのは12インチのシングル・ヴァージョンなのでした。

 実はザ・ルースターズのメンバーと出版権を持つ会社とは契約上の問題がありまして、本来メンバーに入るべき利益のほとんどが入らない状況なのだそうです(大江慎也さんのブログによる)。
弁護士を通して話合いの機会を持とうとしても、返事はなしのつぶてだとか。。

 一日も早く適切な処理がされるように願いつつ、この記事を締めさせていただきます。

 ではまたー。

 

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