書棚の散策


図書館探索は楽しみです。

新しい発見や、思い掛けない出会いがあるからです。

最初から目的や、自分の嗜好に頼って
本を探す、或いは選んで来る。と云った

常日頃の、慣れた行動パターン、
お馴染みの棚の列も良いけれど、

気の向くまま、違う通路を通り抜け、
見慣れない棚を眺めてみるのも、面白い事です。

あまり手に取る事も無かった題名に出会い、
全く知る事もなかった人物に出会い、

全く無縁だった世界に、
視野が広がって行く様になります。

それはいつもの通り道。

いつもの見慣れた風景から。
見知らぬ路地の散策や、
突然の景色の展開に、

新たな視点が増えて来る。
見知らぬ自分を発見したりするのです。

変わろうと思ったり、
マンネリを打破して行く自分には、

図書館は最適の空間を提供してくれます。

けれど、図書館と本屋さんしか
落ち着き、行き場の無いのも
困りものです。

まだまだ傾いたままの
思考回路の持ち主。

豊かな、調和された
世界観の持ち主に、
なれたら良いな、と思います。

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