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noteに6年経って出戻ってきました

初めまして。「さらだ」と申します。今は都内でしがないデザイナーをしています。とうとう”アラサー”を称する頃合いとなりました。

以前、2014年頃の学生時代に、noteでその時のいろいろを書き記していました。インターン先での出来事や、LINEスタンプの作成過程、将来についてのあれこれなど。Twitterに近い感覚で交流できて、とても楽しかったです。その頃仲良くしていただいた、顔を知らない優しい方々はどうしているのでしょうかと思う今日この頃。

当時は就活や卒業に向けてアカウントを削除することになりました。ああ、今思えば残しておけばよかった…というのも、ここから私のどうしようもない「言い訳人生〜20代社会人編〜」が始まってしまったと思うからです。

言い訳人生〜20代社会人編〜

その後、Webや印刷物のデザイナーとして就職し、転職も経験し、最終的にフリーランサーとして暮らすことになります。これは自分の希望でもありましたが、望んだタイミングというより「なるべくしてなった」に近いものでした。

なぜなら、社内で上手く進まないことが起こるたびに何かのせいにしたり、自分のメンタルの弱さが仇となり、著しく低い自らの「問題解決能力」から目を背けて生きてきてしまったからです。(それが仕事なのに…。)

逃げるは恥だが役に立つとは言いますが、本当に大事なことからは逃げてはいけないのです。たとえ環境は変えられても「自分の失敗から学び、向き合うこと」からは逃げ続けてはいけないのです。(10代で学んでおくべきだった)

言い訳人生〜失敗①〜

まずは制作会社で働きながら、自分でサイトを立ち上げ「20代一人暮らし@東京」的なブログを書き始めました。すぐにアクセスを集めることはできたのですが(本業なので)、アフィリエイトでの収益が、サーバー代とドメイン代などの固定費を上回る頃には「書きたいものを書く」ということよりも「とにかくアクセス数を稼ぎたい」という気持ちが知らない間に上回り、トレンドのキーワードを織り込むようになっていたのです。

その結果、当初の目的と外れ「飽きた」という超短絡的な理由で全てを辞めてしまいました。もう「文章を書くこと」が楽しくなくなっていたんです。

言い訳人生〜失敗②〜

手が空いたタイミングで、自らECサイトを一から立ち上げたこともありました。こちらも無事収益化かつ黒字化に成功することが半年でできました。ここまでは良いんです。問題は「デザイナー」としての考え方と、「経営者」としての考え方は大きく違う。そのことにやっていく上で気づいてしまったことでした。

私は元々デザインを専門に働いて生きたかった人間なのに、また収益に囚われた動きをするようになります。サイトに「デザイナー」として愛着が湧きすぎた私は、収益が減り始めたにもかかわらず、どうすれば良いのか考えるのを辞め、また「飽きた」「多忙すぎる」という超短絡的理由を付けてサイトを閉じてしまうのでした。逆境を越えようという考えがなかったんですね。

私に必要なのは相談相手なのか?

そうして何かを始めるも様々な失敗を繰り返し、勤務することと自らのやりたいことを両立することができず、結果的に一人で暮らしていくこととなりました。

ですが、もしも全てを一人でやらずに「あの時相談を出来る人がいたら」「サポートの方を雇えていたら」など思わずにはいられません。

でも私の気質は「全部自分でやりたい!」いや、なんて面倒な人間なんだろうか…。特に今思うのは「なんでもやっていい」という範囲のある社会人になると、突然形容できない「焦り」に襲われるようになっていました。

初心を忘れるべからず(記録の重要さ)

今では「後悔してもいいから、やりたいことをしよう」と気楽に思うようになり、もう”アラサー”になりましたが、まだこれからだと奮起し直しました。他の人も側から見れば「やりたいようにやっている」と思われる人生でも、そうとは限らない。私もそうです。

そこで初心を思い出すことにしました。そのひとつがこの「note」でした。昔に経験した、いろんな記録をつけて、ときどき見返して、続きを作ったり書いたり紡いでいく感覚をふと思い出したのです。

これからは、あの時やり遂げられなかったことの続きや、新しく始めることや、なんでもない日常をつらつらと。どこかの誰かに届けられるように、書くことを楽しんで続けていきたいと思います。それが自分の為になると知っているから。

しがない社会人の再スタートをあたたかく見守っていただきたいです。どうか宜しくお願いいたします。ってなんかかたいですね。

私がこの数年で学んだのは、相談相手がいなくても良い。まず自分が自分の味方に成れる方法で記録をつけて、失敗=経験値と捉え、失敗を恐れないことでした。自分でなんでも抱え込みすぎず、楽しくがんばろう。ゆるく生きよう。今度こそ「note」と良い向き合い方が出来るといいな。

では、また!

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