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日本を再発見する

おはようございます。欧州系コンサルティング会社の広報担当として、対談の場で出会った、想い(=熱量)に溢れるヒトを私目線ででつづる、第9回目です。
日経Bizgateの対談で第一線で活躍される方が伝えてくださった言葉を、一人でも多くの人に届けたい。起業家の方、会社員の方、これから社会に出られる学生さんにも、何かをスタートする時のきっかけや原体験だったり、現在に至るまでの並ならぬ苦労、これからの「夢」を記事を通じて知ってもらえたら、と思って書いています。

前置きが長くなってしまいました。
今回は、Discover Japanの高橋社長です。よく足を運ぶ丸の内のOAZO丸善などにある、美しい写真やイラストの表紙のツヤツヤとした佇まいのあの雑誌。初めて手に取った時、私にとっては高嶺の花のような本だったなー、と思い出します。

「Discover Japan」の「その最もコアになるミッションは当時も今も「日本の魅力を再発見すること。「再発見」という表現にしたのは、日本の魅力はもともとあるため。もともと存在する魅力を、今の人たちが「ああ、日本ってやはりいいね」と再発見することだ」。

世界一になる

「『Discover Japan』を創刊するときも、日本の文化に関する一番の本を作ろうと思いました。一番にしか興味はありません。これら事業の前提となるのは、中長期的に『Discover Japan』を世界的なブランドにしたいと考えていることです。我々日本人が日本のことを扱うわけですから、必ず世界一になる必要があります。」。 

日本のメディアの多くは、欧米と比較して、日本はここができていないから欧米に見習おう、というものが多いのです。 そんな中で、今までの違和感が塗り替えられたよう。「世界一」になる、がストンと入ってきました。

今できることを小さくていいから実行する

雑誌を発行しながら、ゼロからイベントを仕掛け、ムーブメントを作る。例えば、ある記事を読んで思いついて町長に電話をかける、その日のうちにワゴン車のって現地に向かう、そんな圧倒的な行動力はどうやって生まれるのか?「大きいことに取り組む場合は、基本的に長い時間や大きな手間がかかります。そこで僕は「今できることを、小さくていいから実行すること」を心がけています。もちろん長い目では、大きな目標を目指すのですが、小さくても何かができたら、一つの成功体験になり、それが次の成功につながります。」と仰います。

古いものには価値がある

僕たちは、日本に古くから伝わる本当にいいものを今に生かすためにメディアをつくってきました。古いものには価値がある、発想を変えるだけで今こそ武器になると思いますし、使い方まで指南したいと思っています。世界で戦うために日本でしか生み出せない新規事業や開発ができると信じています。

最後に、Discover Japanの最新号「おうちで時間」。自宅に蟄居している5月、デジタル版を何度見開いたことか。「巣篭もりのいまこそ、新しい視点を得るチャンス」、その言葉を心に新しい世界に想いを馳せました。

当時の記事はこちら💁‍♀️



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